皆さんこんにちわ!ロニサランガヤでございます。本ブログでは1936年に上梓され80年間、誰の目にも触れることなく眠っていた人類大救世主大塚寛一先生の秘蔵図書「暗夜の光明」を中心に発信しており、特定の団体にコピーライトのあるものは発信・公開を控えております。大塚寛一先生は、実は昭和38年(1963年)当時、半年間だけ、ラジオ番組にご登場され「今日も楽しく、大塚寛一先生真理教室」なる題目にて日本人に貴重なお話をされておられました。これは、その時の貴重な録音テープお越しでございます。一部、口頭表現にて、わかりにくい処は表記を変更しておりますが、すでに対外的に一般公開されたものということで、ロニのブログ読者の皆様にも公開させていただきます。「心の眼」で拝読願います。尚、本シリーズは全部で76回となります。(ちなみに「暗夜の光明」は、全48ページを23回に分けて皆様に発信しております。)
神軍リクルーター ロニサランガヤ
ラジオ放送『今日も楽しく』<大塚寛一真理先生教室> (昭和38年6月~11月30日)

(35)「『物質科学文化』の将来の姿について」


アナウンサー:先生、今朝は「物資科学文化」、この将来の姿についてお伺いしてまいりたいんですが。


総裁:人間は物質的肉体とそれと生命の作用による精神と両方が相まって均衡がとれた時に本当の健康状態になる。


だから、文化にしても「物質文化」と「精神文化」が両方が均衡とれた時に、発達したこの現代の物質科学文化が人間の為になるが、あまりにも物質文化が進んで精神文化が伴わない時には、子どもが立派な自動車に乗って今度できた名神道路のような立派ところで運転すれば、精神が幼稚なためにちょっと誤ってハンドルを切り損なうと大変なことになる。


そんななら、昔のように足で歩いておる時にはぶつかっても怪我(けが)しない。けれど原子爆弾ができる、宇宙船ができる、人工衛星ができるところまでいって、そして人間の理性・精神の方がそれを統御(とうぎょ)するだけの規(のり)ができなかったなら、自分のつくった文化のために破壊してしまうのである。


かえって、文化が進まない方がはるかに安全だ。ちょうど、五体は大きいし、立派な自動車に乗りながら頭が狂って使い、きちんと使いこなせない者が乗ると、そうすると大変なことになる。


だから、物質科学文化が進むのに対して、これからは精神文化が大いに発達しなければならない。


それは、地球の南北に陰陽相反した磁気力があるが、縦に割ってそれを区分していくと欧米の裏半球は女性的な物質科学、東洋の方は男性的精神文化が発展するが、これからはアジア人種の持ち前の精神文化が大いに目覚めて発達して、そうして物質科学との均衡をはかるところに、そこに人類の努力すべき重点がある。


これを気づかないで欧米の物質文化ばかり模倣して、自己本来の特長を忘れていたら大変なことになるのである。


人間でも、女性だけになってしまえば100年しない間に人類は居なくなる。陰陽が相まってそうして初めて永遠の発展がある。


今は物質科学の文化の全盛期で、それがために眩惑し、男性的東洋の精神文化が忘れられていることは、人類は自然消滅する恐るべき時期に直面しているのである。


アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました‼️