皆さんこんにちわ!ロニサランガヤでございます。本ブログでは1936年に上梓され80年間、誰の目にも触れることなく眠っていた人類大救世主大塚寛一先生の秘蔵図書「暗夜の光明」を中心に発信しており、特定の団体にコピーライトのあるものは発信・公開を控えております。大塚寛一先生は、実は昭和38年(1963年)当時、半年間だけ、ラジオ番組にご登場され「今日も楽しく、大塚寛一先生真理教室」なる題目にて日本人に貴重なお話をされておられました。これは、その時の貴重な録音テープお越しでございます。一部、口頭表現にて、わかりにくい処は表記を変更しておりますが、すでに対外的に一般公開されたものということで、ロニのブログ読者の皆様にも公開させていただきます。「心の眼」で拝読願います。尚、本シリーズは全部で76回となります。(ちなみに「暗夜の光明」は、全48ページを23回に分けて皆様に発信しております。)
神軍リクルーター ロニサランガヤ

ラジオ放送『今日も楽しく』<大塚寛一真理先生教室> (昭和38年6月~11月30日)


(34)『因果の法則』について


アナウンサー:先生、今朝はですね、先日は因縁についてお伺いしたんですが、今朝もやはりこの因縁と関係あります「因果」について、具体的な例を挙げて説明していただきたいんですが。



総裁:このなんですな、野球でも玉突きでも何を見ても、全部一つの「因果の法則」によって秩序整然とした原則があるのです。


ちょっと玉突きなんか見ておられても、慣れない素人(しろうと)が玉を突くと、その玉がどっちへころげてゆくやらさっぱりわからない。


玉突きを見てもわかるんですが、慣れない人が突くと玉が思うようにいかずにでたらめにあっちこっちへころげ回っているのであります。


ところが名人が突くと、手前の方に玉があるのにずっと向こうの方へいって当たって、そうして思う通り自由自在に玉が動いている。


けれど、よく考えてみたら、どんな下手な人でもその突き出す力と、棒と、それと玉との当たり場所によって正確にその突き出した通りに玉が走るのであって、偶然に走ることは一つもないのです。


人生の世渡りでもその通り、皆が失敗したり成功したりするのは、玉突きの名人と玉突きの下手な人とがあることと同じです。


そうして、その中にはしかし、名人がうまく当たるのと、下手な人が思うように動かず無軌道に走るようではあるけれども、それは突き出す突き出し方の通りに秩序整然として、どれ一つとして非合理的に走る玉は一つもないわけです


だから、人生でもその通り。そこに名人のように法則を「因果の法則」をはっきり自覚してそれによって踏み出していく時に、目的と結果が一致してくるわけです。


それを考えずして無軌道に出る時には、終生、頭が上がらなくなる。その原理をこちらの方で説いて、そして皆の心構えが整(ととの)って来る時に、予想外に未(いま)だ前例のない幸福な境涯に入られていく。


だから、この法則を知ってやれば、どういう人でもちょうど昼間、道を歩いて、そして自分の家(うち)へ帰られるのと同じことです。


ところが「神の道」は肉眼では見えない。肉眼の奥にある「心眼」でないと見えない。それは、真理教室にて指導してもらって初めてそれが得られるわけなのです。


アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました‼️