皆さんこんにちわ!ロニサランガヤでございます。本ブログでは1936年に上梓され80年間、誰の目にも触れることなく眠っていた人類大救世主大塚寛一先生の秘蔵図書「暗夜の光明」を中心に発信しており、特定の団体にコピーライトのあるものは発信・公開を控えております。大塚寛一先生は、実は昭和38年(1963年)当時、半年間だけ、ラジオ番組にご登場され「今日も楽しく、大塚寛一先生真理教室」なる題目にて日本人に貴重なお話をされておられました。これは、その時の貴重な録音テープお越しでございます。一部、口頭表現にて、わかりにくい処は表記を変更しておりますが、すでに対外的に一般公開されたものということで、ロニのブログ読者の皆様にも公開させていただきます。「心の眼」で拝読願います。尚、本シリーズは全部で76回となります。(ちなみに「暗夜の光明」は、全48ページを23回に分けて皆様に発信しております。)
神軍リクルーター ロニサランガヤ
ラジオ放送『今日も楽しく』<大塚寛一真理先生教室> (昭和38年6月~11月30日)



(33)「将来の『国づくり』について」


アナウンサー:先生、昨日は「人づくり」についてお伺いしたんですが、今日はやはり、真理教室から見た今度は「国づくり」についてお伺いしたいですが。



総裁:まあ明治ごろは、維新、明治維新の余波を受けて、そしてなんですな、日本本来の姿に立ち戻ったところに「日本精神」によって国民が統一団結したところに、前例のない強い力が発揮出来たのであります。


それは、日本本来の精神に統一された、そこにあると思う。だから、ソ連(ロシア)や支那(中国)のような世界最高の大国と戦っても少しもひけをとらなかった。今日は、日本の「自国の本質」を忘れてしまい、上層部の人は「民主主義」と言っててアメリカの真似をし、また学生や若い人はソ連の「共産主義」に迷っておる。


ところが他の人は、ちょうど糠みそが腐ってウジがわいているようなのに、もう全く国家は不感症状態になっておる。


それはちょうどボートに乗り合わして、後先(あとさき)の者が一方は上へ漕ぎ、一方は下へ漕いでいる。他の者はもういびきをかいて眠っとるような状態。


これではなんですな、もしも外部から攻撃されたら、いっぺんに総崩れになってしまう。だから、日本は日本本来の精神、国情に適した指導原理をもって、はじめて国家が堅持されるのです。


他を模倣することは大きな間違いである。アメリカに民主主義ができるのは、国情上もう自然にそうあるべきものだ。ソ連に共産主義が出るのは白系ロシアのために弾圧されていたのが、それに対する共産主義。


けれども、ソ連の共産主義とかあるいはもう既に目的を果たされたのに、いつまでも対立闘争的な、気構えしていることは矛盾を生じてくるから、ソ連の共産主義もまたアメリカの民主主義も次第次第に合理化されて、そして姿が変わってくると思うんですな。


アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました‼️