皆さんこんにちわ!ロニサランガヤでございます。本ブログでは1936年に上梓され80年間、誰の目にも触れることなく眠っていた人類大救世主大塚寛一先生の秘蔵図書「暗夜の光明」を中心に発信しており、特定の団体にコピーライトのあるものは発信・公開を控えております。大塚寛一先生は、実は昭和38年(1963年)当時、半年間だけ、ラジオ番組にご登場され「今日も楽しく、大塚寛一先生真理教室」なる題目にて日本人に貴重なお話をされておられました。これは、その時の貴重な録音テープお越しでございます。一部、口頭表現にて、わかりにくい処は表記を変更しておりますが、すでに対外的に一般公開されたものということで、ロニのブログ読者の皆様にも公開させていただきます。「心の眼」で拝読願います。尚、本シリーズは全部で76回となります。(ちなみに「暗夜の光明」は、全48ページを23回に分けて皆様に発信しております。)
神軍リクルーター ロニサランガヤ
ラジオ放送『今日も楽しく』<大塚寛一真理先生教室> (昭和38年6月~11月30日)

(32)「将来の『人づくり』のあり方」


アナウンサー:先生、今朝は真理教室から見た将来の「人づくり」のあり方、これについてお伺いしたいんですが。


総裁:それはなかなか難しいもので、一朝一夕には言われないが、なんですな、まあ個人としては知識も必要であるけれども「人物」つまり「人格」を完成することが個人としては根本であります。


徳川幕府時代なんかは、教育としては非常にまあ、寺子屋で4、5年ぐらいがましなほうぐらいで、ほとんど教育をしなかったのであります。


しかし、あの当時なぜ民衆が「義理・人情・道徳」を重んじられておられたかと言えば、人形浄瑠璃や芝居や浄瑠璃によって、そして勧善懲悪(かんぜん・ちょうあく)を皆に見せしめて、そして喜んで、70になっても80になっても、「一生涯、義理・人情・道徳」というので教育されて、面白く教育されていた。


ところが、今日(こんにち)は学校でどういう教え方をしておっても、社会に出たら、もう見るもの聞くものが全く軌道はずれ。それから学校の教育も、倫理道徳でなくして、ただ知恵ばかり増やしていて、教えている人が、もう少し人格の立派な人が知恵よりも「人格の感化」をする方向にもっていくことが重要であります。 


だから、なかなかなんですな、第一、「人間」を中心としなければならないものが、経済が中心となっているから「法に触れなければ、富を作らん」という風潮になっているから、いま「人物」「人格者」を作ることはよほど困難ですね。あらゆる面から総合していかなければ素晴らしい人間はできあがらないですね。


アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、ありがとう、誠にありがとうございました‼️