皆さんこんにちわ!ロニサランガヤでございます。本ブログでは1936年に上梓され80年間、誰の目にも触れることなく眠っていた人類大救世主大塚寛一先生の秘蔵図書「暗夜の光明」を中心に発信しており、特定の団体にコピーライトのあるものは発信・公開を控えております。大塚寛一先生は、実は昭和38年(1963年)当時、半年間だけ、ラジオ番組にご登場され「今日も楽しく、大塚寛一先生真理教室」なる題目にて日本人に貴重なお話をされておられました。これは、その時の貴重な録音テープお越しでございます。一部、口頭表現にて、わかりにくい処は表記を変更しておりますが、すでに対外的に一般公開されたものということで、ロニのブログ読者の皆様にも公開させていただきます。「心の眼」で拝読願います。尚、本シリーズは全部で76回となります。(ちなみに「暗夜の光明」は、全48ページを23回に分けて皆様に発信しております。)
神軍リクルーター ロニサランガヤ
ラジオ放送『今日も楽しく』<大塚寛一真理先生教室> (昭和38年6月~11月30日)

(31)「『因・縁・果』の法則について」


アナウンサー:真理教室の大塚先生にお伺いしてまいりたいと思います。先生、今朝はですね、私たちの間でよく言われております、これは先日も伺ったんですが、「因縁」についてお伺いしたいんですが。


総裁:従来、仏教の方では「因縁」ということを非常にやかましく言っておるけれども、まだ仏教が出て、出た当時は非常に昔であって、人知がそこまで進んでいなかったから、非科学的な観念論のために迷信的な要素が非常に含まれていたのである。


けれども、今の物質科学文化が非常に発達してきたから、従来の因縁では納得できないために、因縁を非常に軽く見ておられるようだけれども、一切のものは「因・縁・果」の一つの法則によって現れており、従来のような迷信的な因縁でなくして、そして科学的原理によって、現れてきている。


その原理から押していくと非常に動かすことのできない「原則」がある。それを気づいていくと軽率な行いができなくなる。


どういうふうになるかと言えば、前にもお話ししたように、赤ん坊を熱い風呂や冷たいのに入れると風呂が嫌いになり、可愛がってくれた人に共通した人を見ると好きになり、不愉快な目にあわされた人が嫌いになるように、それが一生のその人の性格を支配していくようになって、万事(ばんじ)はその通りになる。


ところがそれは生まれてからではあるが、生まれる前にすでに因縁づけられておるものはダイコンはダイコンにしかならん、ゴボウはゴボウにしかならん、トンボはトンボ、人は人、そのように良い過去を持つ人と悪い過去を持つ人によってみな変わってくる。


だから、同じ卵を割ってみれば、黄身と白身にたいして変わりがないようであるけれど、アヒルの卵とニワトリの卵を温めて孵(かえ)すと、ニワトリの卵から生まれるヒヨコは絶対水に入らないが、アヒルの子は水に入るというふうに。


だから精虫(せいちゅう)一つのような小さいものにでも、親の顔かたちまでが一つの細胞分子にまで因縁づけられているのである。


なので、生まれてくる子供が、男性の小さい精虫が体内に入っていくと声から顔かたちまでが似てくる。


だから、一挙手一投足(いっきょしゅ・いっとうそく)がそれが原因となって、未来の干渉をしてくるから、人の行いは、軽率なことは絶対することができないことになるのである。


アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました‼️