神軍リクルーター ロニサランガヤ
ラジオ放送『今日も楽しく』＜大塚寛一真理先生教室＞ （昭和３８年６月～１１月３０日)
（２４）「『真理教室』で言う『三世救済』とはどういうことか」
アナウンサー：先生、今朝はですね、真理教室では「三世救済」ということをおっしゃっておりますけれども、これはどういうことなんでしょうか。
総裁：真理、本当の真理というものは「観念」従来の真理は哲学的に言う真理は、あれが観念論で、唯心的な方面で、けれど「本当の真理」というものは「唯心」「唯物」全部に共通した「根本の原則」。
それが真理であって、そうしてその本当の真理というのは、今現在にも当てはまり、また過去にも当てはまり、未来にもどの方面へ持っていっても全部に共通してそうして合理的な原則であって初めてそれは「真理」と言われる。
だから真理教室がやっているのは、その「真理の究極」に立ってやるのであるから、いま目前にも当てはまり生前にも当てはまり、また未来永遠に当てはまっていくところに、そこに真理教室のあり方が従来の一般の人の考えておる真理と違うところがある。
ですから過去の宗教は、現世を救おうとしてなかなか救われなかった。それで、死後に昇天でける（出来る）とか、また死んで極楽に行かれるとか言（ゆ）うておるが、本当のことは今ここできれいに悪因縁罪障が消滅して、立派な体になれて初めて、キリストの言う「昇天」ができ、仏教の「極楽」に行かれるのである。
過去の宗教は、現在から未来へかけて救済しようとしておったが、生前に向かって救済は未（いま）だ耳にしない。それは「真理」に少し欠けておるのではないかと思われる。そこに、（従来宗教の）三世救済（現象）の他に、従来他に例のない現象を日々大勢の人が体験して救われておるところに、そこに（真理教室で言う）「三世救済」の事実があるわけです。
アナウンサー：大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました‼️
