皆さんこんにちわ!ロニサランガヤでございます。本ブログでは1936年に上梓され80年間、誰の目にも触れることなく眠っていた人類大救世主大塚寛一先生の秘蔵図書「暗夜の光明」を中心に発信しており、特定の団体にコピーライトのあるものは発信・公開を控えております。大塚寛一先生は、実は昭和38年(1963年)当時、半年間だけ、ラジオ番組にご登場され「今日も楽しく、大塚寛一先生真理教室」なる題目にて日本人に貴重なお話をされておられました。これは、その時の貴重な録音テープお越しでございます。一部、口頭表現にて、わかりにくい処は表記を変更しておりますが、すでに対外的に一般公開されたものということで、ロニのブログ読者の皆様にも公開させていただきます。「心の眼」で拝読願います。尚、本シリーズは全部で76回となります。(ちなみに「暗夜の光明」は、全48ページを23回に分けて皆様に発信しております。)
神軍リクルーター ロニサランガヤ

ラジオ放送『今日も楽しく』<大塚寛一真理先生教室> (昭和38年6月~11月30日)


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(19)物心が分かれるもう一つ前の本源=『究極の原理』


アナウンサー:先生、今朝はですね、昔から哲学、宗教、あるいは科学の研究というものが行われておりますけれども、それにもかかわらず不幸な人々が多いというのは何故なんでしょうか。


総裁:それは、ものには順序というのがあって、初めは植物、まあ現在でも植物は無意識のままに自然にかなって、そして成長して今に続いている。ところが動物は、それに対する「精神」が加わって、一般の動物は植物より少しましだが、原始的生活をしている。


人間は「万物の霊長」のために、最初に精神方面が宗教的に非常に進んできた。しかしそれは「非科学的観念論」であって、そうして現実にぴったり合わない。


その次に、ちょうど時計の振り子のように、その反動的に今度は「物質科学文化」が生まれてきた。それもまた物質面にのみ片寄って、精神面の根本が掴(つか)めていない。だから両方とも、精神と物質と片方面だけの研究であって、総合統一された原理を把握することができず、ちょうど時計の振り子が精神的に右へ寄ると、今度、振りはやっぱり物質的に左へ寄ってくる。


だから、両方合わせたものには生命がない。全部、その両方が分かれるもう一つ前の、根本の「物心総合統一された本源」のところに入ったときに初めて、人の悩み苦しみ、今まで人類が求めんとして求められなかった「究極の原理」へ初めて到達出来る。それによって、本当に人間が幸福になる。そのときには倫理道徳というものは現世だけしか通用しない。


けれどそこまで行くと、それが真理教室の「真理」で、真理というものは生前も現世も未来もどちらにも通用してあらゆるものを逐一(ちくいち)余すところなく共通した原理、そこへ行って初めて万病が癒されて「本然の姿」に戻る。そこに従来救い得られなかったことと、時すでにここまで来て、人が根本的に救われる時代に到達したわけです。


アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話ありがとうございました‼️