皆さんこんにちわ!ロニサランガヤでございます。本ブログでは1936年に上梓され80年間、誰の目にも触れることなく眠っていた人類大救世主大塚寛一先生の秘蔵図書「暗夜の光明」を中心に発信しており、特定の団体にコピーライトのあるものは発信・公開を控えております。大塚寛一先生は、実は昭和38年(1963年)当時、半年間だけ、ラジオ番組にご登場され「今日も楽しく、大塚寛一先生真理教室」なる題目にて日本人に貴重なお話をされておられました。これは、その時の貴重な録音テープお越しでございます。一部、口頭表現にて、わかりにくい処は表記を変更しておりますが、すでに対外的に一般公開されたものということで、ロニのブログ読者の皆様にも公開させていただきます。「心の眼」で拝読願います。尚、本シリーズは全部で76回となります。(ちなみに「暗夜の光明」は、全48ページを23回に分けて皆様に発信しております。)
神軍リクルーター ロニサランガヤ

ラジオ放送『今日も楽しく』<大塚寛一真理先生教室> (昭和38年6月~11月30日)


(14)「世界の問題や悩みを解決する方法」


アナウンサー:大塚先生にお伺いいたしましょう。

先生、今朝はですね、私たちの間を取り巻いております世界、こういったところにいろいろな問題とか悩みといったものがあると思うんですが、そういったものを解決する方法というんですか、真理教室の立場からお伺いしたいんですが。



総裁:この物質科学文化というものは、全部が専門化されている。専門化されたその専門のものがまた微に入り細に入り、顕微鏡やいろんな化学薬品ができたために、非常に微に入り細に入りで、そうして大きな「自然の大道(たいどう)」を忘れてしまって、無軌道的に行っているところに、そこに災いがますます激しくなって、一歩間違えば全人類が破滅する恐れがある。


だから、大局からいくと、一年に四季があるようなふうに、人類が発生してから最後までの間には、盛衰興亡、盛衰の原則があって、それによって進みつつあるにもかかわらず、自分が過去に経験した範囲内の常識をもって、そうして今日に対処していっておるところに、大きな矛盾がある。ちょうど、蟻が大きな競馬場へ行って、そうしてその曲がり角が気づかないで、一直線に進んでいるのと同じことである。   


だから、人類全体を総合した「総合大局」を見て、そうしてそれに順応していかなかったら、朝(あした)に生まれて夕に死ぬような小さい動物から見ると、2月頃からぬくくなってきて、3月、4月となってくる。


その計算でいくと、20年もしたら人間は焼け死んでしまわないのかって、一定に夏がきて、その次には秋があり冬がある、ということは気づかないで、そうして大きな冷蔵庫みたいなものを作ったり、いろんな計画をしているのと同じことで、決してこの「自然」というのは、人が現在の人が常識で考えているのと違って、必ず「調和」がとれるべく進んでいくのである。


ちょうどサザエの城(殻)を見たらわかる。はじめ小さく円を描いている。いつまでたっても同じ円を描いていって、次第、次第に円は非常に大きく伸びていく。人類も非常に、過去の真理原則が生きていてあるけれど「時」というものがその間に挟まってくるから、全く変わった姿になる。それが見えないために旧観念にとらわれて、まさに人類が破滅しようかという危ないところへきてるのである。     


アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました❗