皆さんこんにちわ!ロニサランガヤでございます。本ブログでは1936年に上梓され80年間、誰の目にも触れることなく眠っていた人類大救世主大塚寛一先生の秘蔵図書「暗夜の光明」を中心に発信しており、特定の団体にコピーライトのあるものは発信・公開を控えております。大塚寛一先生は、実は昭和38年(1963年)当時、半年間だけ、ラジオ番組にご登場され「今日も楽しく、大塚寛一先生真理教室」なる題目にて日本人に貴重なお話をされておられました。これは、その時の貴重な録音テープお越しでございます。一部、口頭表現にて、わかりにくい処は表記を変更しておりますが、すでに対外的に一般公開されたものということで、ロニのブログ読者の皆様にも公開させていただきます。「心の眼」で拝読願います。尚、本シリーズは全部で76回となります。(ちなみに「暗夜の光明」は、全48ページを23回に分けて皆様に発信しております。)
神軍リクルーター ロニサランガヤ

ラジオ放送『今日も楽しく』<大塚寛一真理教室> (昭和38年6月~11月30日)


(6)『真理教室』と『一般の宗教(過去の宗教)』との違いについて


アナウンサー:大塚寛一真理教室では、皆さんの日常生活と人間形成に直接結びつく最も大切なことをお教えしております。今朝も真理教室の大塚先生にお伺いいたしましょう。先生、今朝はですね、真理教室と一般の宗教、いわゆる過去の宗教と言われておるのですが、この一般の宗教との違いについてお伺いしたいんですが。


総裁:従来の宗教は発生して数千年になる。その頃は生活が非常に単純であった。それで精神的面だけで満足を得られて、そして人が救われていた。けれど、今日(こんにち)は非常に文化が発達して一般の人の常識も発達し、そうして社会が複雑化してきておる。だから、観念論だけでは現実と遊離(ゆうり)してしまい救われないところに、従来の宗教が一般から効果を認められなくなっている。


けれども「真の宗教」は真理に立脚して、そうして現実とぴったり一体化してそうして現象の精神的にもまた現実の上にも正しい指導原理を「教え」によって、そうして人を導いていく。


その真理の究極は、従来の「真理」というのは観念論であったが「真の真理」は観念も物質も一切総合した根本原則であるから、現代の時代にぴったり適応して、そうしてその「真の真理」の指導原理にかなっていく時には、現実が、理想ばかりでなくして現実の裏付けがある。それが相違点である。


アナウンサー:今朝は真理教室と一般の宗教との違いについての大塚寛一先生のお話でした。誠にありがとうございました。