
今回、モンゴルのゴビ砂漠で宿泊したのは、観光客向けのゲルキャンプ。

大小様々なゲルが30棟上も立ち並んでおり、中央にある巨大ゲルは、直径14mもある大型ゲル施設となっています。

中は天井も高くて気持ちのよい空間。宿泊客の食事場所となっています。

我々が泊まったのは、デラックスゲルというもので、通常は木の骨組みとフェルトなどで作るゲルですが、こちらはコンクリートできた固定型ゲルです。

中にはベッドが3つ、ソファもあったり、テーブルもあったり、さらにはゲルに隣接して小部屋がくっついていて、そこにトイレと洗面台、シャワールームもついています。
伝統的なゲルに比べると、かなりハイテクなゲル施設ですが、とにかくゲルは居心地がよく、眠り心地も最高でした。

こちらは、近くに拠点を構える本当の遊牧民の家族のゲル。
これは移動式なので、すぐに組み立てて分解することもできます。
大人3人いれば、1時間30分で組み上がり、解体はわずか30分だそうです。
それでいて、雨風しのぐだけでなく、雪にも寒さにも強く、ゲルは長い歴史があるだけあって、非常に優れた建築物であります。
ウランバートルなどの都会に住む方も、キャンプ道具感覚で「Myゲル」を持っており、現地価格だと10万円ほどゲルを手に入れることができます。
10万円でマイホーム。なかなか良いですね。

遊牧民とはいえ、すっかり現代文明の生活スタイルも組み込まれており、衛生を使ってテレビを見たり、太陽光発電を使って電気も使っています。
家族全員、同じ屋根の下の同じ部屋で一緒に生活。
我々のような異国の来訪者にも、とても親切に歓迎してくださり、遊牧民の方々は、本当にフレンドリーな素敵な人々でした。
ちなみに、砂漠とはいえ、地下には水があるので、ゲルキャンプ場も井戸水が掘ってあり、また砂漠の各地に遊牧民が家畜の水飲みとしても活用できる公共井戸がいくつも存在しています。

やつはで次の施設として計画中の八角ドーム。
ゲルとは関係なしにプラニンングが進んでいましたが、モンゴルでゲルを見るとそっくりなので驚きました。
日本版&現代版ゲルとして、なんとか形にしていきたいと思います
