みなさん、おはようございます。今朝の人類の大救世主:現人神大塚寛一先生のみ教えのロニ如是我聞は下記でございます。「心の眼」で拝読されてくださいませ。大塚先生は1891年神国日本の四国阿波(あわ)にご降臨され、1972年に「神の座」にお戻りになられましたが、皆さまの心が神界に佇立される大塚寛一先生に通じますれば、素晴らしい幸福がもたらされると確信しております。下記は如是我聞ですが、大塚先生の教えの多くの原文は国会図書館へいきますと「鶏鳴新聞」(1984-1993)「神霊時報」(1984-2014)という2つの新聞で過去数十年の多くの教え原文を閲覧することができますことも申し添えさせていただきます。
神軍リクルーターロニサランガヤ


今日は人類の昼の時代について話をしよう・・・・・さて、わしは以前から、「一日にたとえると、日本はこれから昼の時代に向かおうとしている。ヨーロッパは真夜中、アメリカは西の水平線に太陽が没しようとする時である」と話していたが、今ではもう、アメリカを照らしていた太陽が水平線下にほとんど入ってしまい、その反対に今度は日本の国に、太陽が水平線から離れて勢いよく射し始めている。したがって、日本は文字通り「日の出の勢い」で、何もかもが順調に行き、どんどん国力を伸ばしてきたのじゃ。この絶好機を誤らないようにして進んで行けば、日本は世界の中心指導国になれる。しかし惜しいことに、今日ほとんどの日本人が考えていることは、夜の時代を迎えて没落しかけているアメリカの模倣である。そこに、現代日本が全面にわたって大きなくい違いを生じ、混乱に陥っている原因がある。日本の国が躍進する時が到来しているのだから、日本は、自国本来の特長に目覚め、最高度に「真の日本精神」を発揮し、その指導原理にそって進んで行かなければいけないのだ。それによって、日本は真の発展を得られるのである。そして、日本の良さが世界に広まって行くことにより、初めて、世界に対立・摩擦がなくなり、共存共栄の道が開かれて行くようになる。そして、昔から伝わってきている日本精神に全国民が立ち帰り、義理・人情・道徳に目覚め団結するようになると、外国が日本に頭を下げてくるようになって、日本と共存共栄する道が開かれてくる。ところが惜しいことに、まだ日本人がそこまで目覚めていない。ところが、日本とは逆の「夜の時代」を迎えているヨーロッパ諸国では、昔の古びた時代遅れの建物にこもり、経済的にも振るわないでいる。かつて「日の没するを知らぬ国」と豪語し、世界中のいたるところに広大な領土を持っていた英国は、今ではほとんどの領土を失ってしまった。そして、ヨーロッパでは人々の生活までが「夜の生活」になってしまっている。どのような生活をしているかというと、朝の九時に出勤し一時まで仕事をする。一時から四時ごろまで昼寝の時間をとり、四時ごろから再び七時か八時ごろまで仕事をする。それから夜の十一時ごろ、ひどい人になると、真夜中の三時ごろまで遊ぶ、というような生活をしている。そして宵越しの金は持たないという気風が広がり、国民に貯蓄心というものがなくなってしまっている。さらに七月、八月になると多くの人々が避暑地へ行って遊ぶというありさまだから、良い製品を安く造るということができるはずはない。だから今日の欧州では、経済的に非常な窮地に陥っている。いったん全盛を極めた後の欧州であるから、これから立ち直るということができない。ところで、日本の工業が発達するということは良いことだけれども、今日のように一時的な金儲けにとらわれて、国内のいたるところに石油化学工業などの、害をもたらす工場が建てられていることは問題である。ために現在では、東京湾・相模湾・瀬戸内海等が汚されて、魚も住めなくなりつつある。また有害な工業廃液を河川に流すので、各地の川も汚染されて、しばしば魚が白い腹を上に向け浮き上がっている。河川に廃液を流すことを厳しく取り締まれば、地下に穴を掘って流し込み、井戸水まで汚されて有害になっているようなありさまで、今日の日本はいたるところで公害問題が起き、自然の美しさ、大調和が破壊され、おびただしい犠牲をつくり出している。もともと日本の国は、空気がきれいで水も良質であり、こんなに良いところは他になかった。ところが公害に放射能汚染も加わって、その良い環境が破壊され、現在では木が育たなくなりつつある。と同時に人間の健康も害され、今までになかったいろいろの公害病がどんどん現われてきている。あなた方の頭髪や爪の中にも検査をすれば、その毒素が相当量含まれているはずである。さらに最近では、自動車の排気ガスと、石油化学工場等から出す排気ガスとが空気中で化合して恐るべき毒ガスを発生し、多くの人々を集団的に倒していく光化学公害なども出てきている。また今日では、科学の研究が進んで、むやみやたらにいろんな食品添加物・薬品・農薬がつくられ、有害な毒素を含んだ飲食物が出回っている。だから、今日の日本では、これらの公害問題が非常にやかましく騒がれるようになってきた。今後、あまりにも科学工業が開拓され進みすぎて行くと、どんな公害が出てくるか分からない恐ろしいところに現代の日本人は直面しているのである。


ところが、神が創り出した自然というものは、一見なんでもないように思えるが、実に立派に調和がとれ、偉大な力を持っている。スイカの種子一つ見ても、大地に根をおろすと、芽を出しツルを伸ばして繁茂し、一貫目ほどの大きなスイカをいくつも実らす。そして、外気がいくら乾燥し、炎天下であっても、スイカの中はゾクゾクと甘い汁で満たされている。このように、神は一つの植物の中にまで恐ろしいほどの深遠な科学原理を封じ込めて、自然というものを創造しているのである。また、あなた方の体も、「神により創り出されたもの」であり、実に巧妙で合理的に、そして立派に形づくられている。だから人は、この「偉大な自然の摂理」を大切にし、その法則に従って歩む時に初めて、真の健康と永遠の発展をつかむことができるのである。ところが現代人は、紙一枚置いたら向こうが見えない浅薄な人智による科学的研究によって、医学を生み出し、自然の法則に逆らった治療法で人間の体を破壊し、健康を害し続けている。


逆に、わしが導いている「神の道・真の日本精神・自然の法則すなわち神の道」というと、現代人は非常にまわりくどく思っているようだが、「自然の 摂理・法則」というものは、人間が生きてゆく上に、絶対踏み行なわなければならない「最高の道」なのである。その道を誤らないように実行して行くことにより、人は健康と長寿とそして真の幸福と永遠の発展をつかむことができる。すなわち、昔から日本の国に伝わる「神の道・真の日本精神」というものは、万有一切に通ずる根本法則であって、個人・国家・世界の矛盾、混乱を解消し、全人類が共存共栄できる最高指導原理なのである。

大塚寛一先生