平均寿命と健康寿命 | Yoga with Yuriko

平均寿命と健康寿命

健康寿命:

健康上の問題で日常生活が

制限されることなく生活できる

期間

 

平均寿命との差が短いほど、

不健康な期間(生活の制限

や介護を受けることなどの

期間)が短いことになります。

近年は、その差は短縮して

いますが、男性では8.84歳、

女性では12.35歳の差が

ある。

 

なんてお話を「じょうえつ食と

健康を支援する会」主催の

「多職種連携地域づくり」

という講演会で聞いて

きました。内科のお医者

様のお話でした。

 

介護者をどうやって

地域で見守るのか、

多職種をいかに連携

させていけるのかといった

ことが主な内容でした。

医療機関と生活介助と

家族という連携チーム。

人は、やっぱりたくさんの

繋がりの中で生きていて、

支え支えられていく役割が

あると。

 

それを実現しているこの

お医者様の多忙な日々に

頭が下がりました。

 

私は、在宅介護をしておりま

したのでお話の中ででてくる

多職種名は、すべて理解

できました。父は、まさに

その連携の中にいました

から。介護をしていなければ

さっぱりちんぷんかんぷん

だったと思います。

 

将来自分が介護者になったら

その連携が作られるのかなぁと

将来の人口予想グラフを見て、

ショック。

 

だからこそ、健康寿命は、

キーワードでした。

 

 

 

健康寿命を延ばすのには、

参加する場が多く、人との

繋がりの多い人ほど認知症に

なりにくかったそうです。

 

この講演のお話の一部を

夏前に実はお聞きしていました。

「一人でもくもくと運動を

している人より、サークル活動

のような場で人と会話して

簡単な運動をしている人の

方が健康寿命は延びる。

だから、こうやってヨガで

複人数が集まるのはやっぱり

いいんだよね~」と。

 

ヨガは、日常生活の心得、

ポーズ、呼吸法、瞑想と

言う順番があります。

 

普段の多人数のグループ

レッスンでは、瞑想まで

できないこともあります。

(瞑想状態には何度も

なりますが・・・)

 

ヨガを健康体操だと言われるのを

嫌う先生もおります。

たとえポーズの時間が多くても、

ヨガの哲学をお話しする時間が

なくても、健康体操だと言われても

大いに結構だと

私は思います。動くには

自然と呼吸も変わりますし。

 

このお話を聞いた夏前から

生徒さん同士のおしゃべりも

少し長めに笑顔で聞ける

ようになっています。

 

若い時は、「ヨガの哲学」も

しっかりと伝えてきた私の

クラスも、

目の前の人たちの要望を

聞き分け、人と人を繋げ、

せっかくだから体も動かし

ましょうか?なんて内容も

増えてきました。

 

大人数、少人数、回数、時間

・・・いろいろクラスを作るヒント

はあります。

 

それを見分ける自分の

柔軟性が一番大切。

私の健康寿命も

やっぱり人とのつながりです。

 

実にいいお話

聞けました。