マーク先生からの宿題。 | Yogastudio Internal Blog

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ヨガスタジオ インターナル ブログへようこそ。

YogaStudio Internalは、jymaの認定校であり、
銀座 綿本ヨガスタジオで講師を勤める
小野さつきが山梨県で主宰するヨガスタジオです。

マーク先生から宿題がでました。

皆さんの意見を聞かせてください。

ブログにコメントしてくれても、メールでもなんでもオッケーです。


予備知識

・スティラ=しっかりとした、安定した、変化のない、断固とした、強い

・スッカ=易しい、心地よい、快適な、幸せな、柔らかな、豊かな


質問

1)強さと柔らかさには限界があると思いますか?

2)アーサナ練習の中でどうすればスティラの要素が維持できますか?

3)アーサナの練習の中でどうすればスッカの要素が維持できますか?

4)スティラ・スッカの概念を日常生活に組み入れるにはどうすればいいですか?


正解はありません。私達はそれぞれ完全でユニークな存在ですから。

私の見解も下の方に一応掲載します。

(私見)

1)限界はないと思います。ヨーガは今を知り、そこから始めることを考えれば、
今の強さを知ることで、更に強くなり、今の柔らかさを知ることでさらに柔らかくなるからです。
知るための方法は、アーサナとプラーナヤーマだと思います。


2)身体的には大地に触れている方向の半身を大地に、

そうでない方をそれと反対に自由にしていくことで維持できると考えます。


例えば、スタンディングポーズの場合は、両足を大地に均等におろすこと、

上半身は天に向かってあげていくことです。


しかし、究極的にはアーサナの形にこだわらず呼吸の安定を基準に

アーサナを調整することで維持できると考えます。


なぜなら、スティラを生み出すのは

吸う息と吐く息が身体の内側で融合することで生まれるエネルギーだからです。
呼吸が安定していなければ、心地よく行えていなければそのエネルギーは生まれません。



3)アーサナの形にこだわらず呼吸の安定を基準にアーサナを調整することで維持できると考えます。
なぜなら、安定した呼吸でアーサナを練習すれば、

その身体の内側と外側で起こることを静観することができるようになり、
常に内側にスッカがあることを知ることができるからです。
不都合な状態にいるという妄想が取り払われるのです。


私達はすでに柔らかくて、豊かで、快適な状態にいます。



4)アーサナとプラーナヤーマの実践を続けることを前提に、

言葉や事実から知識や経験を使って論理的に理解しようとせずに、
人を、物を、社会を思いやる気持ち、思いやりたいと願う気持ち、
わかりたい、わかってもらいたい、愛したい、愛されたいという気持ちが

他人に、物に、社会にあるという真実を踏まえた上で
あらゆるものを向き合えば、自ずとスティラ・スッカの概念は日常生活に適用されると思います。


yohsuke