フランスでのクリスマスの思い出🎅
…あれは大学4年のとき。大学外でもずっとフランス語を学んでいたのだが、そのフランス語仲間たち(老若男女揃って面白いメンバーだった)と、年末年始にフランス語実践旅行に行こう!ということになった。
私は大学4年生、年明けには大事な卒業演奏試験が控えていたのだが、それより先に卒論提出があった。(のに旅行行く気しかなかったのでトチ狂ってた)
…なんと、卒論提出日の2日前がフランス旅行への出発日。
死ぬ気で書きなぐり(テーマは『日本の伝統素材や民謡を使った現代合唱作品〜湯浅譲治『芭蕉の俳句によるプロジェクション』…フランス関係なーい)ストレスで脱毛しながら、しかも印刷製本を同級生たちに手伝ってもらって(無理矢理巻き込んで)、なんとか提出してフランスへ出発(笑)
到着したフランスでは、ヴェルサイユやルーヴル美術館、オルセー美術館、オペラ座でオペラ鑑賞、バレエ鑑賞…ノートルダム大聖堂でクリスマスのミサ…凱旋門にエッフェル塔…意外とちゃちいシャンゼリゼのイルミネーション。
完全な個人旅行でしたが(しかも行ったメンバーも別々)、王道コースを満喫。
…なんですが、一番印象的だったのは、クリスマスを迎える、街の静寂だったんですよね。
(そして逆に元旦の馬鹿騒ぎ)。
店も大体閉まってるし、パリの街には人はいない(フランス語を試すために行ったのに。😀)
結局クリスマスイブは、行ったメンバーで集まり、空いてる店でムール貝のバケツ蒸しとワインで乾杯したんでした。ムール貝美味しかったなー。
静寂。荘厳。
日本の年末年始みたいだよ、とは聞いていたけど、初めてのパリでのクリスマスの深い静寂は、何か胸にグッと来るものがあって、ほんとに印象的でした。
…
というわけで、今年のクリスマスは。
馬鹿騒ぎ、いや、楽しくワクワクするクリスマスソング、というよりも
フランスの伝統と実績…いや、荘厳なクリスマスをぜひ聴きに、
12/4(日)16時〜大阪 島之内教会に
『エールとノエル』
聴きに来てくださいね✨
譜読みしてたら、なんだか思い出しちゃったって話でした。ああ、あの頃は若かった…