「甫」

 

何と読むかわかりますか?

 

音読み:「フ」、「ホ」
訓読み:なし
名前(音読み・訓読み以外の読み):
 「かみ」、「すけ」、「とし」、「なみ」、「のり」、
 「はじめ」、「まさ」、「み」、「もと」、「よし」
 

意味:

①「元服(成人となった男子)につける字(あざな-中国で成人男子が実名
  以外につけた名前)にそえる語」、

 「男子の美しい呼び名」(同意語:父)  (例:尼甫 (じほ)=孔子のこと)
②「はじめ」、「はじめて」、「はじまる」、「はじまり」
 ア:「物事の始まり」(例:衆甫)
 イ:「やっと~になったばかり」、「~なりはじめる」
③「おおきい(大)」
④「ひろい(広)」
⑤「おおい(多)」

 

会意文字(2文字以上の漢字の形・意味を組み合わせて作られた漢字)

「草の芽」の象形と「耕地(田畑)」の象形から「田に苗を一面に植える」の意味を表し、そこから「大きい」、「多い」、「美しい」を意味する「甫」という漢字が成り立ちました。

〔漢字/漢和/語源辞典より〕

 

 

スタジオのこの字が飾られています。

2019年RYT200の勉強を終えて卒業の時に頂いた私の文字(?)です。

意味や何故この文字を私に選んでくださったのかの説明はありませんでした。

 

この小さなスペースでヨガをシェアしたいと思って勉強した1年間。

私にヨガシェアすることを始めなさい、広く多くの人にシェアしなさい、と言う意味でこの漢字をくださったと勝手に解釈しています。

 

スタジオを始めて1年4か月。始めることはできたけれども、広く多くの人には、まだまだです。

これは急がなくてもよいので今通ってきてくださる皆さんと少しずつ進めたらと思っています。

 

 

4月、春、

日本では入学、進級、入社、転勤など新しく始めることの多いシーズンです。私の環境は変わりないけれども、今年度のTT生の卒業試験があったので、もう一度この文字の意味を考えて頑張りたいなあと思いました。

 

ヨガをやりたいと思っている人が4月を区切りとしてスタートが切れるとよいなあと思います。