肉肉体労も嫌いではありません
日本活育協会マスタートレーナーきのしたゆりです。梅雨入り宣言を聞いて、季節通りの日々が訪れるのを喜んだのもつかの間、しっかりとした雨を見ぬまま梅雨明け宣言。まだ6月というのに真夏並みの猛暑日が続き、先日は熱中症で死者が出たとのニュース報道。レッスンの為に出勤したインストラクターの第一声も、『肌が焦げる~』とか、『暑さが皮膚に刺さるみたい‼』とか、『クラクラして倒れそう。。。』だったり、とにかくこの容赦ない暑さに、悲鳴にも似た声が上がります。かくいう私も、吸う息が熱風に感じられ肺が苦しくなります。(肺炎を患ったばかりなので・・・)そして思い出すのです。汗で溺れそうになったのを。先日の仕事休み、古民家の解体作業の手伝いに行った時の事、『この土壁を壊して欲しいんだわ!』何でも一人で出来るManさんからの指令。『え~、力仕事ばかり私に回ってくるんだけど💦』彼のたまわく(おっしゃいますには)『自分にはやるべき仕事が山積なので、解体とか後片付けなどまで手が回らない』なのだそうでございます。なるほど。納得した私は機嫌よく、頭には頭巾を被り、目にはゴーグルを付け、口には防塵マスク。万全の態勢で解体作業に着手。50年間の乾いた土壁は、大ハンマーを振り下ろすもびくともせず。小さなハンマーとスコップでコツコツと穴を開け始めましたが、途端に砂ぼこりで回りがもうもうと真っ白に。見ただけで息苦しくなりました。これはダメだ。早々に見切った私は『ホースで水をかけても大丈夫❓』返ってきたのは何をやっても良いとの声。よっしゃー‼ 解体したい部分の壁に、勢いよくジェット水流を当て続けます。床はあっという間に泥水の川。幸い床はフローリング。最終的にはこのフローリングも張替えをしますので、臆することなくひたすら解体に向け突入‼夢中になって作業を続けておりましたが、汗は頭と言わず顔と言わず、ありとあらゆるところから噴き出して、被った頭巾からはボトボトと顔に流れ、ゴーグルは曇って見えなくなり、吸う息でむせ返りあわや溺れそうになって、慌ててマスクを外すとびっくりするほどの大量の汗が溜まっておりました。これにはただただ驚くばかり( ゚Д゚)汗で溺れそうになるなんて、多分私だけの経験かも(貴重な)やったこともない作業をしておりますと、やることなすこと全て鈍くさい&笑いの種。電動鋸を使っての木枠の切り取り。土を剥がした後の竹の細工撤去。(これが又暇がかかる。細く割った竹を縦横の格子に編みこみ、丁寧に縦横の重なる部分を麻紐で縛っているので、一つ一つ手作業でほどいて行かねばならない)初体験の数々。でも昔の人は凄いと感心する事しきり。50年経っても竹と麻紐は朽ちもせず、乾いた土壁は頑強そのもの。阪神大震災も北摂地震も乗り越えた壁は、少々の亀裂やはげ落ち部分はあるものの、その存在感は揺るぎないと感じた次第。元々腰や膝に病変を抱えている身には、これらの力仕事はダイレクトに痛みとなって現れますし、数日間は筋肉痛に泣きます。でも決して嫌いではありません。いえいえ嫌いどころではなく好きかも知れません。形あるものを遠慮なく無我夢中になってぶっ壊すのは、実に爽快極まりないのです。クラッシュ&ビルド元より好きな感覚ですし、そのように生きても来ました。『疲れたやろ?大丈夫?』そのように労ってくれる夫ですが、その直後に『でもイキイキと仕事してたよ‼』ですって。(笑)大変なことを自ら買って出る。そのように言われることも多々あるのですが、人さまの目には大変でも当人にとっては、楽しかったり面白かったり、前向きで取り組めているのがほとんどです。私にとって、厳しい現実も寒肥。辛い労働も倒木再生。暑さは動いて汗で吹き飛ばし、寒さは動いて熱備蓄する。でしたが、最近少しずつその勢いを懐かしく振り返ることも多くなりました。暑さに負けないで元気に7月を楽しみたいものです。皆様方もごきげんよう🥰目に涼やかな景色をどうぞ💗私の大好きな(夏椿・沙羅の木) 大好きな実(エゴ) 紅あずま(芋)水耕栽培