日本活育協会

マスタートレーナー

きのしたゆりです。


ヨガスタジオマッスルでは、

日々、虫たちとの戦いが繰り広げられるようになり、

インストラクター全員が、虫眼鏡の眼になって、

観葉植物の葉を、表から裏からと、食い入るようにチェックしております。


毎年この季節になりますと、ハダニ、カイガラムシが

一瞬にしてあちこちに出現します。


スタジオの大きな窓からは、

朝日が燦々と降り注ぎ、太陽の恵みを受けた木々たちは、伸びやかに枝葉を広げ、あれよあれよという間に、

一回りも二回りも成長しますので、


虫の駆除は勿論ですが、伸びて収集がつかなくなった枝葉の剪定も、必須の作業となります。


今年の春

スタジオガーデンに、2鉢の珍しい子たちが、やってきました。

10号鉢の【斑入りアルテシーマ】と

同じく10号鉢の【コーヒーの木】です。


アルテシーマはこれまでにも、スタジオに顔見せしておりましたが、斑入りはお初です。


またコーヒーの木は、小さい物ならよく見かけると思いますが、今回の新人は、威風堂々。

えっ???

これがコーヒーの木⁉️


バッサバッサと覆い繁り、

それだけでは無く、見事な実を沢山実らせておりました。


最初は物珍しさと嬉しさで、

手を広げて歓迎したのですが、


鉢の大きさにしては、植木自体が大きく、この姿のままを維持することは不可能だと、


来たばかりの子なのに、大掛かりな剪定を決断せねばならない心中は、穏やかではありませんでした。


けれど、今それをしないと確実に、この子は枯れてしまいます。


それを知らせるように、

ビックリするほど、沢山のお水を要求しました。

他の10号鉢の子たちは、3日に一回500㎖お水を飲んでご機嫌でした。


その感覚で、でも沢山の葉を付けてましたので、それの倍の1ℓをあげたのですが、次の日には高いところからぐったりとなり、慌てて2ℓに増やしましたが、満足したよ‼︎のサインである鉢底からのお水は、影も形もなく、


結局は3ℓあげて、やっと鉢底からお水が少しだけ出てきました。


それからも観察を続け

試行錯誤を繰り返しながら、

剪定後の今、他の子たちは3日に一回なのに、

この子だけは毎日様子を見ながら、

鉢底に『満足したよ❗️』のサインを確かめつつ、

お付き合いをしております。


その子が、

『元気に育っているよ』の合図を送ってくれました。

私も初めてお目にかかります。

【コーヒーの木】の花。




実も緑から赤

赤から黒へと、

姿を変えています。




室内でこれだけ沢山の観葉植物を育てるのは、容易ではありませんが、


私たちの出す二酸化炭素を吸収し、

そのお礼に酸素を供給してくれる。


五感をも養い、

癒してもくれる。


グリーンスタジオと呼ばれ

皆さんに愛されているこの子たちを、

精一杯お世話しようと思うのです😍


いつもご訪問下さり

ありがとうございます。

皆様方もごきげんよう❤️