日本活育協会 Yogaマイスター
きのしたゆりです。

一週間があっという間に過ぎましたが、
みなさま方お元気でいらっしゃいますか?

お天気のアップダウンが激しく、その変化に身体が付いていけない!そのような巷のお声をよく耳にします。

毎回想うのですが(レッスンのたびに)
クラスの生徒様方は本当にとーってもお元気。
エネルギーが満ち溢れているのを感じます。

時たま心が萎れてしまったり、乾いてしまったりと、そのような状態でお目にかかることもありますが、
レッスン終了後には回復の兆しがありありと。

立ち直りや切り替えの早さが身についた証ですね!

それらに力を発揮するのが呼吸です。

レッスンで様々なポージングにチャレンジして頂きますが、少しハードな動きになりますと、どなたも一様に呼吸を荒げられ、一気に疲れを感じられるようです。

肉体的に問題は無いのですが、呼吸の変化と共に心拍が増加し、きついと感じられるのは皆様もよくご存知ですよね!

この世に生を受け、その生と共に行ってきた、今も行っている運動。これこそが呼吸です。

ヨガの持つ力は、この呼吸が根幹をなしていると言い切って過言ではありません。

色々な方々とお目にかかる機会が圧倒的に増えた今、
不調を(心身の)抱えておられる方はみな、非常に呼吸が浅くなっていることを思い知らされます。

早くお元気になって頂くには
先ずは呼吸を担っている筋肉を鍛錬する必要に突き当たります。

だれでもどこでも、意識一つで変えられる呼吸ですが、
知っているようで案外分かっておられないのが腹式呼吸です。

そういえば一昔前(ってどれくらいを云うのかな?)
         ↑
一人でボケと突っ込みを
o(〃^▽^〃)o
すみません・・・つい癖が出て
2011年5月31日
腹式呼吸と横隔膜について記事にしましたが、この記事に今でも毎日のようにアクセスがあります。

再び読み返して、一つ説明不足に気が付きました。
腹筋を使って呼吸をし、横隔膜を上下させると云う説明のくだり、横隔膜自体も筋肉であることが書かれておりませんでした。

きちんとした腹式呼吸は、沢山の筋肉を使います。
当然血行は良くなり身体は温まります。
心拍は落ち着き、副交感神経がしっかりと働くようになります。

大笑いをすることが健康にはとてもよい
大きな声で唄を歌うのも
ウオーキングもしかり

長寿を誇る職業にお坊さんがあります。
毎日お経をあげることがお仕事なんですから、当然といえば当然です。

日々の思考、行動、健康を、立ち止まって静観する時が増えた私も、呼吸の恩恵に与かっていることは云うまでもありません。

腹筋運動お嫌いですか?
しんどいですものね(笑)
でもね、呼吸の質を引き上げてゆくためにも、腹筋を鍛える必要があるのです。

形だけを追いかけてはいけません。
腹筋運動のキモは呼吸です。
腹筋に力が入っていると感じる姿勢をとって、
(大雑把な説明になりますが)

仰向けに寝て
腰を痛めないために膝を曲げ、
手は頭の後ろに組むか、身体に添わすか、頭の方に伸ばしておくか、それぞれに出来るところで宜しいですから、
深く吸った息を吐きながら、状態を持ち上げて吐き切るまで静止。
苦しくなったら吸いながら元の位置に戻します。

つまりは
呼吸に始まり呼吸に終わります。

今日は東京に出発です。
雷は怖いので昨夜のような気象で無いことを祈りつつ。
いってきまーす。

皆様もごきげんよう
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*