二回目の子育てだから、何でも楽勝でしょう?

時々そのように言われます。


それが考えるのとやって見るのとでは大違い。

私も一度経験がありましたから、今回はもっと楽しい子育てが出来ると思っておりました。



ところがです。


一番に違うのが社会環境で、娘や息子を養育中は携帯電話なんて誰も持ってはおりませんでしたし、当然メールなどは出来ません。


勿論プリクラなどという物も無かったですし、

パソコンは勉強に必要な人だけがやっと持てた時代でした。



それに、カラオケは大人の遊び場所、子供たちだけで出かけるところではありませんでした。



書き出しますとそれはもう、驚くほどの変化です。

古い頭では追て行くことも出来ません。


そんなことしたら、不良になってしまうわよ!

そんな私の呼びかけに、

お母さん、今頃そんなこと言ってたら、みーんな不良だよ!

妹はあっけらかんとのたまいます。



兄は静かなタイプですから、なんの問題も無く(かえってそれが心配の種ではあるのですが)真面目に高校生をしております。


携帯も持たせてはおりますが、一切不必要な電話は致しません。

大概はお部屋に置きっぱなし・・・必要だと思うときにだけ持ってまいります。


そのような我が家に、先日とんでもないハプニングが起こりました。


携帯電話の請求書が、信じられないほどの高額料金だったのです。


通信費の賄いは夫がしてくれておりますので、私は全く知らずにおりましたが、夏休みが終わった頃から徐々に請求金額が上がりだし、先月も相当な支払い請求額だったことから、本人に注意を促してきたと言うことでしたが、



何のことはない、今月はもっとそれ以上に増えていて、流石の夫も激怒しました。

(元々私は携帯を持たせることに反対しておりましたので、容認したのは夫のほうだったのです)


コンテンツを買ったり、メールをしたり、有料サイトに入ってしまったりと、本人も余り訳の分からない所で、金額がどんどん増えていったのが理由の様でした。


お部屋にテレビを付けたのも夫でした。

勉強をしないでテレビばかり見ていることを理由に、私の強い要請でテレビは撤去されましたが、今度はメールです。



孫娘と何日もかけて話し合いましたが、携帯を持てなくなることに強く反発し、自分のしてきた事に反省の色が見受けられません。


すったもんだの挙句に、使った携帯料金は自分のお金で支払うこと。

と言っても手持ち金など無いに等しく、来年度に頂けるお年玉は全て、その支払いに当てることで合意しました。


が・・・携帯だけは手放すのを拒否します。



夫は最初にしていた約束が守れなかっただけではなく、注意をしたにも拘わらずの結果に腹を立て、投げやりな応対しかしませんし、


私に至ってはお恥ずかしい程の機器音痴、パケットだのコンテンツだの何がなんだか分かりません。



家中が分離してしまった状況に、私自身危機感を持ちました。


思い余って、息子夫婦に来てもらって(孫たちはこのおじさんが一番怖いのです)話に入ってもらいました。



一部始終を聴き終えた息子は、

おっちゃんも携帯を持つことに反対はしない、そりゃ今どき持ってない子の方が少ないやろ。けどな、持ってない子もいるんは確かやなぁ。



そやけどそんなことは今問題ではないわ。お父さんとの約束を守れなかった事が一番あかん。

人間これだけはしたらダメってことがあるのわかってるよね?



あんたは、お父さんとの約束を守らへんかった。要は信頼を裏切ったということや。



あんたのしたことは、自分の欲望のままにやりたい事だけをして、一番大事な人としての自己責任を、守れなかったということや。


そこのところをもう一度考え直してみなさい。


それに反省って、言葉で謝れば済むってもんじゃない。


どうやってそれを示すか、一度失った信用を回復するには、相当な努力が必要になってくると思うよ。

その努力をしてこその反省や!




反省して態度が改まってきたと、お父さんやお母さんが感じられたとき、おっちゃんが新しい携帯を買ってやる。


そう言うと、目の前に携帯電話を持ってこさせて、バキッと、壊してしまいました。


この時思いました。


夫は本来優しい上に甘いので、子共もそれをちゃーんと知っております。

自分に都合良く、親を利用するのが子供の特権といってもおかしくはないでしょう。


中学生と言ってもまだ子供ですから、ここぞと言うときは恐れが必要です。

しっかりと叱ってくれる父親の存在は、このような時にこそ必要なのだと思わされました。



お陰様で今は、携帯をもたない生活に少し慣れてきたようです。

家の電話を勝手に使っての長話もありません。


自分なりに考えて、自らお弁当を作ったり、お洗濯をしたりと、目に見えた形で反省を現そうと努力しているようです。

そしてその時、私達も息子から喝を入れられました。



何と言っても詰めが甘いわ。

携帯を持たせる際に、もっとしっかりとした取り決めをしておかないと・・・。



細かい事を言うようだけど、ひとつひとつ説明をして、本人が理解したことを踏まえた上で、何でも与えるってことが大切だと思うよ。


これは本人だけの問題ではなく、二人の責任でもあると思う。


子育てって、本当に気の遠くなるような細かい作業の積み重ねだと思うから、毎日の過ごし方にどのように関わってゆくのか、それがこの家の課題だね!



それにお母ちゃん、何でも知らないってのは逃げだよ。

お父ちゃんにだけ押し付けて、それは自分が知らないなんていうのは、余りにも無責任だと俺は思う。



きつ~いお叱りを受けました。

Σ(゚∀゚ノ)ノキャーこの息子、いったい誰が育てたのかしらん・・・

(心の満足の声)