おはこんばんは。
ミネソタはいきなり激しい雷雨に見舞われているメモリアルデー(アメリカの祝日)の午後です。
長女はお得意のチョコチップクッキーを焼いて皆で今焼き立てを食したところです。
さて、母が私と一緒に4月10日にきて、もう早1ヶ月半が経ちました。
滞在期間も残り1ヶ月を切りました。
母の様子を書き留めておきたいと思います。
来てすぐは本当にどうしようというくらい混乱しまくっていて、
・夜中に私の寝室に来て
「全然寝られないのだけど病気じゃないだろうか」と不安がったり
(と言いながら昼間グースカ寝てしまっていたから当たり前)
・アメリカにいるのか日本にいるのか混乱
・「私のお母さんや妹たちがいる家に帰らないと心配していると思う」
と独身時代にタイムスリップ
・日本のどこかホテルに滞在していると思っていたので、なぜ孫たち、
私の主人の顔がチラチラ見えるのか分からなかった。
・「仮に今いるのがアメリカだとしたらどうやってきたのかさっぱり分からない」
と繰り返す
・夜中に荷物をまとめて「今から帰る」と言い出した
・睡眠薬がないと眠れないと言い、仕方なく飲ませても飲んで1−2時間で起きた
・ある日は荷物を全部持って家から出て息子と旦那が「どこいくの?」といったら
「病院に行ってくる」と言って外に出掛け、旦那と息子が家に連れて帰った。
認知症の初期症状オンパレードでした。
とにかく、わたしも不安で泣き出しそうでした。
これから徘徊が始まるのかもしれないと、
Appleのエアタグを購入して母の靴につけています。
未然に事故を防ごうと私は母を1人にしない様にしたり、母を連れて出かけ、何か刺激になる様なイベントやカフェに連れて行ったりしていました。
1週間くらいして私が通っているジムへ入会させ一緒にジャグジーだけ入りに行ったりする様になりました。
また数日して、ふと、年配の方向けのクラスがあるのを思い出し、調べて運動させる様にしました。
母は昔ジムにも通って体操クラスを受けていたりしたので言葉は分からなくてもみて真似できるので大丈夫な様で、今は週3−4回連れて行く様にしています。
初めのクラスは私も一緒に入りましたが、2回目以降は母1人でも大丈夫そうなのでクラスに入っている間私も1時間ほど自分の運動をすることができています。
そのあとジャグジータイム。
アメリカのいいところは、新しく入った人、英語が話せないからとジロジロみたり、こそこそその人のことを話したりしない。笑顔で迎えてくれて、英語でいろいろ教えてくれている様子。
私にも「お母さん楽しんでたわよ」とか「彼女うまくできてるわよ」と暖かく接してくださるのでとてもありがたい。
やはり運動すると使うからか、健康的によく食べられるし、よく眠れている様子。
ジムへ行かない日は、家の前を行ったり来たりして1万歩になる様頑張って歩いたりする様になりました。
鍵をかけてしまうと、開けられない時の不安やパニックになったりさせたくないので、基本母が出かける時は鍵はかけないで、出たドアから入る、という自由を与えてあげていることで自分にもできたということを感じてもらえたらいいなと思った結果うまく行ってる感じがします。
ただ、我慢してしまうので、どこかが痛い、などあまり言わないから様子を聞きながらしないといけません。
どこかが痛い、というのも筋肉痛なのか関節が痛いのか、など詳しく聞いてみないといけなかったりします。
ただやはり現実という不安はあり、日本に帰ってからのことを話したり、父の話をしたりすると表情に黒雲が立ち込めます。
でも今どうなっているのか約2ヶ月顔も見ていないので、あってみないと様子がわからない、
何が不安かもわからない=今悩んだってしょうがない!
だから今は体力をつけて元気でいることに専念しようと思って過ごさせるつもりです。
本音を言えば、今父も投薬なしでかなり体調も認知症状もない様で落ち着いている様で、母も今は落ち着いているから認定の結果は思ったものがいただけないかもなぁと思っています。
まぁ、流れに身を任せ、今を後悔しない様に行こうと思います!
最後までお読みくださりありがとうございました。
ちゃんちか