みなさま、こんにちは
yogamusicブログをご覧いただきありがとうございます!
ヨガをやっている人なら耳にすることも多い「マントラ」について、
今日はヨガを深める!ということで、少し深堀りしてお伝えします
ヨガの本場、インド発祥のマントラは、古代から口頭で伝承され現代まで受け継がれてきました。
今ではアーティストが生み出す音楽を通じて世界中で親しまれていますね。
では、サンスクリット語で唱えるマントラにはどんな意味があるのでしょうか?
yogamusicでは以前、インドからやってきたヨガマスター、Kannanさん(公式サイト:kannanyoga.com)に、マントラについてお話を伺ったことがありました。
マントラがわかると
・より深くヨガを楽しめるハズ!
・ヨガミュージックもさらに楽しめるハズ!
ということで、Kannanさんのコメントを改めてご紹介したいと思います。
\\ Kannanさんインタビュー //
Benjamin BalazsによるPixabayからの画像
(Y: yogamusic K: Kannanさん)
Y)あらためて、マントラって何でしょうか?
K)ひとことで言うと、神聖な言葉です。
マントラとは、繊細な音の波動を通じて宇宙とつながり、エネルギーを受け取るための道具なんです。
Y)インドではどんな時によく使われるの?
K)インドの人々は、日々ありとあらゆる場面でマントラを唱えます。
主に、礼拝や瞑想のときに唱えるのですが、自らを浄化するため、願い事を成就させるため、力や健康を手にいれるためなど、様々な目的でマントラを使い分けています。
Y)“Om”ってどんな意味?
K) “Om(オーム)”は、宇宙の創造主と宇宙そのものを象徴するマントラです。
「ア(a)」「ウ(u)」「ム(m)」という3つの音で構成されていて、「ア」は目覚めている状態、「ウ」は夢を見ている状態、「ム」は眠っている状態を表します。つまりオームは、それらすべてを超えた、永遠の存在である真の自己を意味するのです。
単独で唱えることもありますが、例えば「オーム・ナモ・ナーラーヤナヤ(om namo narayanaya)」のように、いろいろなマントラと組み合わせるので、もっとも頻繁に使われるマントラでもありますね。
Y)Kannanさんのオススメのマントラを教えてください。
K)いろいろありますが、今は「トランバカム(tryambakam)」ですね。
ヨガの守護神でもあるシヴァへ、肉体の死を超えた、魂の自由を祈るマントラなんです。これはヴェーダ(聖典)に由来するマントラなので、正しい発音とイントネーションで唱えなければならないと言われています。自己流では難しいと思うので、興味がある方は、インド哲学やサンスクリット語を理解している先生から直接の指導を受けてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
「マントラ」について、少しでも理解が深まりみなさまのお役に立ちましたら嬉しいです
「トランバカムマントラ」が収録されたCDはこちら
🧘🏻♀️Vandana
現代の私たちが困難で否定的な時代にいるため、ポジティブに気分を高揚させることを目的に制作された作品。
まさに今、聴いてみてほしい1枚です。
次回【マントラ編②】では、インドでもポピュラーなマントラをいくつかご紹介します。
引き続き、新型コロナウイルスにより罹患された方々に心よりお見舞い申し上げると共に、一刻も早い本事態の終息と、皆様の安全とご健康を心より願っております。