なんどもこのブログなどで書いてきましたが、
”バックパッカー”
という言葉の意味は人によって違うし、時代の流れで定義も変わってきています。
今の”バックパッカー”は、ネットで安い宿を予約して、安い移動方法を検索して予約。
お迎えの乗り物、または予約をした乗り物などに乗って向かいます。
もうここが違う。
バックパックも背負っていないことも多い。
(逆に、スーツケースを持っていても”バックパッカー”です)
現地のアクティビティも現地の旅行会社で予約し、行います。
大前提として、昔はインターネットなんてなかった。
世界中の同じバックパッカー同士で情報交換。
”現地で”交換して、向かいたいところへ向かう。
バックパッカー専用の、4人部屋、6人部屋、12人部屋、などに寝泊まりして好きなことをする、たまには野宿もします。
その”好きなこと”っていうのは、決して現地の人たちの生活を脅かさない、むしろリスペクトしてマナーを守り、自分の思うことをする、という意味です。
お金をばら撒き、「俺は観光客だ!」っていう意識で接してはいません。
宿は、バックパックを背負ったまま、歩いて、自分の足で探すんです。
部屋を見せてもらって、金額交渉して、いいと思えばそこに泊まる、そんなのがバックパッカーでした。
猿岩石が世界を旅した後、自称:バックパッカー、が増えました。
アジアで私も何人も見ました。
女の子二人組が安い宿に泊まっていました、でもシングルかツイン部屋をとり、バックパックの中からは大量の化粧品が出てくる・出てくる。
安い宿に泊まることがバックパッカーでもないし、バックパックを背負ってさえいたら「俺はバックパッカーだ!」でもない。
今の自称:バックパッカーはそこにすら気づかない。
本来のバックパッカーの姿や精神を知らないから。
でも仕方がないです、今の定義でやっているのだし。
便利な世の中でそれを利用しない手もないです。
一番言いたいのは、
どうして自分はバックパッカーだって言いたいの?
です。
言ってはいけないわけではなく、
そこに何の目的があるの?
そこの精神は何?
、、です。
さて。
どうして今、私はバックパッカー旅をしないのか。
コロナだから?
それもある。
私から言わせたら、法律や規則、プロトコルを守るのであれば行きたいのです。
それをせず、イギリスにとどまり、そんな中頑張って日本帰国だけはこなしてきました。
他の国はどうして行かないの?
行ける国があれば行きます、もちろん。
躊躇してるのは、、ひとえに母のためです。
外務省、そして厚生労働省などの情報をチェックしていますが、その中にはこんなのもあります。
出入国管理及び難民認定法(入管法)第5条第1項14号に基づき、日本上陸前14日以内に以下の国・地域に滞在歴がある外国人は、当分の間、「特段の事情」がない限り、上陸を拒否することとしています。
これに「英国」は含まれています。
いつ何があってもいいようにしておきたい。
だから無謀な旅はしません。
イギリスにも戻れなくなって嬉しい困るしね。
旅には出ます、どこにいたって、いつだってリスクはある。
でも、こんな時代になって、第三国にいて飛行機が飛ばなくなった、なんてことになるのは悲しい。
もう少し、、、もう少し落ち着いたら出かけますよーーー!
それまでは健康でいるためにも体を鍛えて(?)おきますわ。
目線の先にはジム仲間のお兄ちゃん。
背が高くてね、、、あ、私が小さいとも言えるか。
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