ヨガ講師としてやっていけているのには

ヨガにおいてたくさんの経験をしてきたから、

だけでなく

 

 

16歳から新体操のコーチとして

「教える」という経験を

長くさせていただいたからでもあります。

 

 

ティーチングの仕事を続けて

もう何十年にもなるんですね。(汗汗..)

 

 

僭越ながら

BASE講座もさせていただいておりますが

 

人に伝えるということの

 

楽しさ

難しさ

面白さ

...

 

「介入しない」ことで

そのものの力を引き出す

 

というBASEの基本も

 

 

ひとえに

新体操指導の経験から学ばせていただいたことが

活きているのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

わたくしが選手としてやっていた頃は

ブルガリアの美しい新体操がとにかく大好きで

 

 

録画しておいた

世界トップ選手の演技を

 

ビデオが擦り切れて見れなくなるまで

(当時はビデオテープですから)

 

何度も

何度も見て

完コピして

 

なるべく近づけるように

 

体育館に練習に行けない日は

外でリボン投げて電線に引っ掛けたり

危険なことをしながら

 

ひたすらに練習していました。

 

 

電線に引っ掛けたり

地面に落として汚れたりしないために

 

正確に投げる、という練習は

 

大会に活かされました。

 

 

 

その後

わたくしが教える立場になった頃から

ロシアが新体操王国になり

 

えげつない柔軟性と

サーカスみたいな技を入れ込む新体操に代わり

 

それはずっと現在まで続き

ちょっと、寂しかったのです。

 

 

 

 

 

 

東京オリンピックで最高だったのが

 

BASE経験のある選手がスケボー・パークで

ゴールド獲ったことと

 

pic from Ralph Lauren 

 

 

 

新体操の団体競技で

ブルガリアが優勝したことでした。

 

ブルガリア

復活。

 

半泣きです。

 

 

 

ロシアや旧ソにも

美しい選手はいます(いました。)

 

 

でも

 

 

新体操とヨーグルトは

やっぱりブルガリアだよ。

 

おめでとう。

 

 

 

Elizabeth Koleva

 

この人は本当に妖精かと思いました。

 

 

1987の世界選手権

当時の新体操はこんなでした。

 

音と動き

間の取り方

美しさ

...

 

ヨガポーズでも

できれば

無理なく優雅に

そして、美しくありたい。

 

それはこの時代の新体操の影響も

多分にあるかもしれません。

 

 

 

麗ヨガ研究所

片野麗子

uyri