ルートチャクラは文字通り
”根”のエナジーセンターです。
多くのHSP、
中でもその半分くらいにあたる
辛い幼少期を送った人には、
「 根無し草 」のような感覚を
持っている人がとても多いです。
どこに行っても
「 自分は溶け込めない 」
「 馴染めない 」
「 仲間に入れてもらえない 」
「 仲間に入れない 」
というような感覚を持っている人も
多いです。
うまく言葉にならないのだけれど、
なんだか不安、疎外感を感じやすい
ところもあります。
殺伐とした現代社会の中で
あなたは日々、命を感じられない
環境にいるかもしれません。
多くのHSPが動物や植物と
特別な繋がりを感じることが
できたり
素晴らしい癒しを人一倍
感じるのは、
わたしたちHSPに動物的本能に
似たものがしっかり残っている
からでしょう。
匂いや味、音や光に敏感なのも
野生の中で生き延びるために
どうしても必要な感覚です。
そういう感覚が鋭いということは
とてもありがたいことでもあります。
HSPは自然や ”命” を感じられる
環境にいるととても落ち着くけれど
それと切り離されてしまうと
元気がなくなったり悲しくなったり、
何か根っこを失ったような
”地に足がつかない”感覚を
もってしまうのです。
「 ここは自分がいるところでは
ないような気がする 」
「 自分は宇宙人かもしれない 」
というような表現をする人も
たくさんいます。
そういう感覚がずっと続いて
いたらうつや不眠にもなりやすい
ので丁寧にセルフケアをしましょう。
セルフマッサージやウォーキングは
すぐに効果が出やすいです。
HSPが心身ともに健やかに
バランスをとって生きていくには
自然や動物・植物との繋がりが
欠かせません。
都会暮らしが長くてすっかり
自然を忘れてしまっている人は
ぜひ時間をつくって郊外へ
出かけてみたり、畑仕事や
ガーデニングをしてみてください。
わたしは森を歩いて小鳥の声を
聞いたりリスが駆け回ったり
木の枝から枝へ飛び回るのを
眺めているのが大好きです。
幸いニューヨークのセントラル
パークには野生の鳥がたくさんいて、
ウサギ、リス、ラクーンも現れます。
そこを歩くことは
何よりの心の安らぎになります。
HSPの中に自然や動物を
保護したい人がたくさんいるのも
ごく自然なことのように思います。
私たちのエネルギーは
自然と切り離されると
枯渇してしまいます。
ルートチャクラは
基本的な生存能力を
支えるエナジーセンターです。
基本的な生存能力は
体力・気力のみならず、
行動力や決断力も含んでいます。
動物だって逃げるとか
飛ぶとか、逆に攻撃するとか
一瞬にして決断して行動することが
できなければ生きていけません。
現代社会では経済力や
テクノロジーについていく力、
仕事をみつけて獲得する力や
情報を収集する力さえも
基本的な生存能力として
必要です。
あなたの基本的生存能力で
今しっかりしている部分はどこで、
弱っている部分はどこか
考えてみてください。
それぞれは強く影響しやすいので
全部弱っていることもあります。
一つでも強いものがあれば
そこから他の部分を強くしていく
ことも十分可能です。
HSPがなりやすいうつや不眠症も
基本的生存能力が弱っていることに
他なりません。
自分がHSPだと気がついて
自分のHSPの特徴を苦痛や負担では
なく、宝物としてみれるように
なってきたらあなたの人生は
大きく変わり始めます。
すべての敏感さはあなたの
基本的生存能力を
支えてくれているのです。
敏感さのおかげで
今まで生き延びてこれたと
言ってもいいでしょう。
「ええっ！？ こんなに辛い思いしたのに 」
という声が聞こえてくるようです。
今まで起きたことはすべて
あなたのサバイバルに必要だったのです。
そしてあなたにひどいことをしたり
言ったりした人が、もしいたとしても
その人たちもまた、それぞれに自分の
サバイバルで必死だったのです。
あなたの敏感さはこれからも
あなたを守ってくれます。
その敏感さをどういう方向に
向けるかはあなた次第。
一人一人の選択です。
ずうっと根無し草のように
感じていた人も
自分を丸ごと認め始めると
だんだんに
「 自分はここにいていいんだ 」
「 自分は今ここにいるんだ 」
という意識が育ってきます。
今までの思い込みや不安感を
少しずつ卒業していきたい人は
「 私は（宇宙に・母なる大地に）
安全に守られている 」
という感覚を育てましょう。
I deserve to be here.
I belong here.
I am here now.
I am safe.
をあなたのマントラ、
アファメーションにしてください。
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