この孤独感はどこから?
この疎外感はいつから?
HSPの多くは一人でいる時間が
とても大切と自覚しながらも
孤独感・疎外感を抱いている人が
たくさんいます。
もともとHSPは人が嫌いなわけ
ではありません。
本当は人が大好きで人と深く
繋がりたいのです。
HSPの中には子供の頃
いじめられた経験を持つ人、
学校に行きたくなかった経験、
行かなかった経験を持つ人も
たくさんいます。
いじめられる時、
いじめる方は何かいじめる理由を
みつけてくるのですが、
それは背が小さいとか
背が高いとか、
太ってるとか、痩せてるとか
色が黒いとか、白いとか、
産毛が濃いとか
本当に大人になって考えてみれば
大した理由にもならないし、
理由にした方がバカみたいに
思えるものです。
引っ越しが多くて訛りがみんなと
違っていたとか、勉強ができすぎて
やっかまれたとか。
いじめる方は、なんでもいいのです。
みんなと”違う”という理由だけで
十分なのです。
みんなと違う、と言われることは
小さい子供の時、仲間意識が育って
行く時期には、たとえ一人でいるのが
好きな子にも痛手に感じられます。
仲間意識とか所属意識というのは
人類が部族と集まって
外敵から身を守ったり、
食料を確保したりしていた頃から
生き延びられるかどうか、という
基本的な生存と関わっていたからです。
周りにどう猛な動物が住んでいて
食料も乏しかった頃、一人が
食料をみつけたり、獲物を捉えたら
みんなでそれを分けることが
できました。
部族から追放される、ということは
その頃 ”生き延びることができない”
”死”を意味していたのです。
だから今でも人は ”仲間に入れない”
ことを極端に恐れます。
”村八分”のような言葉も風習も
こういう人間の恐れを使った
処罰です。
* * * * *
多くのHSPはただ静かに本を
読んでいたかった。
絵を描いていたかった。
一人でいることが多くてしかも
静かだからいじめの格好の
材料になります。
そしてあなたの豊かで鋭い感性の
ために。”怖い” ”悲しい”
という反応も人より表面に
現れるので、いじめる方は
ご褒美をもらったようなものです。
あなたは優しく、良心的で正義感も
強い人で人をいじめようとは
夢にも思いません。だから自分が
夢にも思わないことをされて、
ますます傷つきました。
* * * * *
猿の実験でも、人間の実験でも
後から来た人は前からいる人の
行動を真似することが
確認されています。
みんなと同じことをしていた方が
仲間はずれになる可能性が少ない。
安全性が高いことを本能的に
知っているのでしょう。
多くのHSPは”感じ方”が
残りの80%とは違っていて
生まれた時から独特の刺激の
受け取り方、処理の仕方
そして反応の仕方をします。
”みにくいアヒルの子”のイメージと
自分を重ねていたHSPは多いです。
今、自分がHSPだったということに
気がついて急速に目覚めてきている
あなたにできることは
”人と違う”ことが素晴らしいことなのだと
自覚して、小さい頃傷ついたままに
なっているインナーチャイルドと
会話をして、抱きしめてあげることです。
そして真剣に ”自分は違う” と
いうことを宝物として受け止めて、
その宝物をあなたはどうしたいか
考えてみましょう。
HSPの多くの人はたくさんのことに
興味があります。才能も多方面に
渡っています。
そのそれぞれを、
趣味として楽しんでもいいし、
一つのことに打ち込んでもいい。
いくつかを統合してビジネスに
繋げることができる場合も
たくさんあります。
私は誰? のワークをしてみたら、
次は ”本当は何をしたいか?”
考えてみましょう。
5年後、10年後、どんな自分に
なっていたいですか?
孤独感と疎外感は、本当の自分を
実現していく過程で解消されて
いきます。
本当の自分を生き始めた時、
あなたの周りには本当のあなたを
理解してくれる人たちがいるからです。
HSP のあなたは今までたくさん
いじめられたかもしれません。
一人ぼっちでみにくいアヒルの子
だったかもしれないません。
でもアヒルの子が白鳥に
なるのも忘れないでください。
HSPの多くは遅咲きの花として
開花します。
リンカーンもエジソンもそうでした。
HSPが集うFacebook グループ
HSPアンケートにお応えくださった方に、30分の無料HSP相談 をいたします。自分の心地よさを犠牲にせずに、人に誤解されずに、自分の宝を見つけて、生きづらさを吹き飛ばして、最高バージョンの自分を開花させましょう。