“The body is the prop for the soul.
So why not let the body be propped by a wall or a block?”
—B.K.S.Iyenger
アイアンガーヨガはプロップスを使うのではなく、知性を使って練習します。
ガブリエラ先生のインタビューをご紹介します。
Q:「体の知性(Intelligence of Body)」と繰り返していましたが?
A:アイアンガー先生は、頭に知性があると同時に体にも知性があると言っています。
私達が教えているヨガの練習そのものが、どのように身体の知性を発掘するかということです。
身体の知性の開発は、身体の様々な場所へ意識を向けることから始まります。
意識は身体の中から末端にまで伸びていきます。
最初は腕がどうなっているか、脚がどうなっているかさえ意識することはできませんが、
徐々に知性を身体のあらゆる場所へ同時に広げて行くことを学んでゆくのです。
Q:一度にあらゆる場所を意識するのは難しそうですね。
A:それは練習によって可能になります。
皮膚の感受性から始まり、身体のあらゆる場所への感受性を高め、それを生徒が常に思い出せるように指導します。
さらに、先生は生徒の体の知性が成熟しているかどうかを確かめます。
生徒を見ると明らかに分かります。
身体が柔らかい硬いという問題ではありません。
時々、柔軟性があり難しいポーズをとれる人が身体の知性があると思われがちですが、それは全く関係ありません。
身体の知性とは身体のあらゆる場所へ意識を向ける能力、身体のあらゆる場所を感じ取る能力のことです。
さらには感覚をあらゆる場所へ広げる能力のことです。
なぜなら、知性とはエネルギーのフローだからです。
私がアイアンガーヨガを初めて習った先生はガブリエラ先生でした。
2日間のWSだったかな?
初日、やっている最中あまりにもきつくて(笑)
でも、全部終わった後、今までの練習を一旦リセットして、
アイアンガーヨガをゼロから学ぼうと決心しました。