【カミングアウト】摂食障害だった話 前半 | 丁寧に生きる のみかな日記

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ニックネーム 「のみかな」

福岡県在住
一児の母

ファッション・美容好き
写真好き

わたしは21才くらいからかな?
飲みの場で「暴飲暴食の後、しんどいなら指をいれると吐けるよ。」と、友人に教えてもらい、恐々やってみると簡単に吐けたことにびっくりした。



たぶんそれがキッカケで、
暴飲暴食してはドバーーっと吐くという癖がつき始めた。



後にそれが、「摂食障害」だったんだと知るわけだけど、自分が障害を持っているなんて思ってもみなかった。




ただその行為を行なっている最中は
何かに取り憑かれてる感じで、
吐き終わると体への罪悪感と、やっていることへの恐ろしさが残っていた。




厄介なのはこれ!
かなり依存性があるんですよ!
だから、やめられなかったんです。






「辞めたいのにやめられない。怖い!」
と後半はそう思っていたから、
友人にカミングアウトすることで、どうにかストッパーにならないかと、試していた。




だけど根っこが治っていないので
カミングアウトしても
もちろん治らなかった。




ちなみに
「吐く」理由は
太ることへの恐怖心だった。

太ってブサイクだと人から愛されないと信じていた
から。






そして狂ったように食べていたのは、
自分の中にある空虚感を食べ物で満たしたかったからだ。




私はストレスにはめっぽう弱かった。
毎日のように繰り返してた気がする。





暴飲暴食も吐くことも
私は




愛情の渇望だった




んやないかと今は思う。




前半暗くてごめんね。



後半は私が、克服したことをシェアするのでもう少しご辛抱ください。






その摂食障害は30才まで続いた。
長いよね。9年間くらい。
でも他の人の体験談をいくつか読んで、ザラなんやなって感じた。





今私はあの頃の自分に敬意を捧げたい。
今摂食障害で苦しんでいる人に敬意を捧げたい。






よく耐えてくれてる!って。



ストレスに弱くて、自分を責めるのが上手で、めっちゃ弱っちいくせに、
めっちゃ
頑張ってたんだなぁ
って。






あの頃のことを「暗黒」と書きたくない。
あの頃は「すっごくよく耐えてくれた時期」「めっちゃ頑張った時期」
そんな風に私は思うんだ。





この記事を書いていても体験がフラッシュバックするし、感情もすっごい引きずられる。そのくらい強烈で過酷だった。





それを9年間続けて
耐えた私は凄いって思う。
本当によく耐えてくれた。
本当によく頑張った。

そう思うんだ。




ちなみに気になる人もいると思うので
正直に書くと
ヨガの先生をしていても克服できなかった。




初めてヨガを受けて
自分のためにヨガをたっぷり堪能している時期は収まったんだけど、





そこから自分を奮い立たせて
「ヨガの先生になるぞーー!!!」と全力で動き出してからは、やはりメンタルにも体にも負担がかかってて、ぶり返した。






ヨガの先生になったのに
摂食障害があるって負い目を抱えた時期も数年あった。







そしてそして
1番気になるのはここでしょう。




 克服出来たのは???







私の場合は












旦那ちゃんの出現







です!







それまでは
男の人に愛されているって実感をあまり持ったことのない人間だった。





男性から好かれたり、告白されると
「気持ち悪い!!!」
と強く思っていた。




だからせっかく告白してくれる人がいても相手の好意が分かると
完全拒否体制へ切り替えるスイッチを持っていた。
(こえー女です。上から目線やし。)






自分から好きになる人とは、上手くいかないことが多かった。



今考えると男性に対してプライドが高くって、恋愛に対して理想が強かったように思う。





だから私は付き合った人は、そう多くはなくってそのことへのコンプレックスも当時は抱えていた。





そんなわたしにも転機が訪れたのが
旦那ちゃんの出現だ!




   


後半に続く