お鍋の時期に 魯山人を読む | YOGA Fourtrees

YOGA Fourtrees

自身の身体が治った経験から中医師監修 胃トレヨガ&中医学をベースに大阪市中央区よりお伝えして10数年。

https://r.goope.jp/fourtrees/

おひとりずつ身体も血圧も心も違います。
舌診などで個人の身体に特化したプログラムをお作りしています(zoom開催中 )
 

この本、良かったですよ!

鍋料理をこよなく愛する人たちのエッセイ集。


大勢鍋と一人鍋の作法の違い?も良かったなぁ🤭💕

行間から、お鍋愛が滲み出てる!



北大路魯山人 著

『鍋料理ほど新鮮さの感じられる料理はない。
鍋料理では決して煮ざましを食べるということはない。
クックツと出来たての料理を食べることが、
なによりの楽しみである。
最初から最後まで、
ことごとく自分で工夫し、加減をしてやるのであるから、
なにもかもが生きているというわけである・・・』

・・・・・・・・・・・・
池波正太郎  著

『底の浅い、小さな土鍋は、冬を迎えた私にとって、
「何よりの友だち⋯⋯」
と、なる。
魚介や野菜などを、この小鍋で煮ながら食べる(小鍋だて)では、さまざまなが変化をつけることができるので、毎夜のごとくつづいても飽きることがない。
中へ入れるものの種類は二品か、せいぜい三品がよい。
たとえば、小鍋に酒三、水七の割合で煮立て、浅蜊のムキミと白菜を入れて、さっと火が通
ったところを引き出し・・・』