今の状況を受け、
お勤めしているカレー屋さんでは『テイクアウト』のご案内に力を入れています。
Blog👉『Enjoy your trip at home! 〜お家ごはんで旅気分〜』
私の毎日の賄いも、お店のテイクアウトカレー!
アメリカサイズの、15年ほど前にNYの雑貨店で購入した16oz(約500ml弱)の大きめ保温ポットに入れてもらっています。(最初は、『ポットの口が小さすぎてカレーを入れにくい😠』と大不評のポットでしたが・・・笑。最近はゲームのように、上手に入れることを楽しんでくれています😝)
『本日の日替わりカレー』が、賄いとなるのが基本。
ちなみに本日は『カボチャ🎃とチキン🐓』でした。
素揚げしたホクホクカボチャが入っているカレーは密かに人気。
熱烈なファンの方も多くいらっしゃいます。
よって、賄いテイクアウトカレーもこーなる予定でしたが、、、、
『ミサコ、今日は野菜カレーね!色々野菜入れとくね!』
ということで、トマトベースのゴロゴロ野菜カレーに。
実は初めてかもしれない、野菜カレー。
お味はいかに???
うん、トマトたっぷりのベースにたくさんの野菜が入っていて美味しいじゃないかーーーー人気があるのも解る!!!
ありがとう!
そして今日はこの『カボチャ🎃とチキン🐓』を溺愛して通ってくださっているお客様がご来店!
毎日変わるからこその『日替わりカレー』、大好きな素材と出会えるかどうかはその日次第。
それでも常に通ってくださるこのお客様。
ご来店くださる姿を目にした途端、嬉しくて小躍りする!
私『いらっしゃいませ〜!』
着席いただいて少し間を置き、、、もったいぶって深呼吸してから
私『今日、日替わりカボチャです!!!!』
大喜びのお客様!!
お客様『ええええーーー嬉しい!今日、宝くじ買おうかな!!!!』
そんなお客様を、店外でお見かけした時の様子はこちらのブログから。
(実はこの日の翌日は『もしかしたらこのお客様がご来店くださるかもしれない』と、本日の日替わりは『カボチャ🎃とチキン🐓』でした。残念ながらお見えにはなりませんでしたが・・・それでも人気のカレーです!)
もちろん、『カボチャ🎃とチキン🐓』のオーダーを頂いて、キッチンにいるシェフにオーダーを通す。
私『◯◯さん(シェフの名前)、『カボチャ🎃とチキン🐓』のお客様、来てくれたよ!』
ツンデレシェフ『ほんとーーー(と言いながら無表情で作り始める)』
作るところを見ていたら
いつもより若干カボチャの量が多い。。。
で飄々とした表情でカレーを器に盛り付け、早く持っていけと顎でジェスチャーする。
器の中を見て私がニヤッと笑ったら
フンッと無表情で別の方向を向く彼。
でも口元は緩んでるんだよねえ・・・プププ。
そうよねえ、
人間だもの。
自分が作っているものを
溺愛してくれる人がいて
その人が
自分が作ってくれるものを都度大喜びで受け入れてくれていたら
ついついサービスしたくなるのは人情だよねえ。。。
解るよ!
お客様も器の中を覗いて大喜びで
『あれ?いつもよりカボチャ多い??』
私『はい、私もそう思います!シェフの嬉しい気持ちの表れかと❤️笑』
人間だもの。
いーのいーの、これで。
で、
ランチタイムが落ち着いた頃から、
シェフたちの仕込みタイムが始まった。
今日は全てのカレーのベースとなるグレイビー(カレーのソース)を仕込む日で、大量の玉ねぎ・ニンニク・生姜類を刻んでいる。本当にびっくりする量だ。
そして、彼ら自身の賄いとなる『Dal/ダル』を圧力鍋で仕込み始めた。
このダルは、お店で用意している『ダルカレー(お豆のカレー)』とは全くの別物で、
スパイスをたっぷり効かせた彼らの故郷の味。
日本でいうお味噌汁だと表現されることもある。
粘度は全くなく、
サラサラとしていて、塩気が少し強くて
ベジ仕様の時もあれば
しっかりと煮干出汁で仕込まれている時もある。
彼らはそれを山盛りのライスにぶっかけて(この表現が一番合う)
上手に手で混ぜ合わせて食べていく。
オーナーがヨーグルト好きなので、いつも食べる時にヨーグルトを添えている。
それを真似して
私も刻んだパクチーを混ぜたヨーグルト(ライタと呼ばれることもあります)を添えてご飯と一緒に食べる。
私も彼らのダルを初めて口にした時はびっくりした!
なんじゃこりゃ!!!!
とにかく素朴でシンプルで、そして力強さもある。
すごく美味しい。
なんというか
『生きている』と思わせてもらえるような味わい。
まさしくお味噌汁のように、
作る人によって旨みや塩加減が違い
たまーーーにびっくりする塩加減の時があるので(笑)
そんな時は水分や豆乳を加えて、自分の感覚で調整して食べている。
これも醍醐味。
ちなみにうちの店でのダル担当は、オーナー(祖国ネパールではお料理学校で教える仕事を10年ほどしていたらしい・・・最近知ってびっくりだ)か、いつものツンデレシェフ。
毎日私が仕事を終える30分前くらいからダルを仕込み始めるけれど(仕上がるのに1時間くらいかかる)
たまーーーーにダルの仕込み時間が早くなり
私が仕事を上がる時と、ダルの仕上がるタイミングが合うと、これを持たせてもらえるラッキーな日がある❤️❤️❤️
今日のダル仕込み担当はツンデレシェフらしい。
その後ろ姿をボーーーーっと眺めていたら
シェフが
シェフ『ミサコ』
私『アジュール?(ネパール語で『何?』の意味)』
彼・・・無言。
はい???
しばらくして
再び
シェフ『ミサコ』
私『アジュール?(ネパール語で『何?』の意味)』
またもや彼・・・無言。
なに???
シェフ『昨日のダル、美味しくなかった??』
そう、昨日のテイクアウト賄いは、彼が仕込んだ嬉しいダルだった。
美味しそうなアチャール(スパイスを効かせたお漬物)も二種類、味見させてくれて、『美味しかったら持っていけ!』と包んでくれて持たせてくれた❤️
いつも通り写真は撮ったけど、
なんだかバタバタ忙しくてSNSにアップすることはなかった。
シェフ『昨日の私が仕込んだダル、ミサコのSNSにアップされてなかった。。。😞』
ほえ???
シェフ『僕が作るカレーは美味しくないんだ。。😞』
はい???
カレー屋さんのプロモーションも兼ねて、いつもテイクアウトの賄いカレーの写真をアップしているけど、、、
あの投稿、あなた、気にしてるの??
いやいや、
SNSにあなたをタグ付けしてアップしてもいつも『いいね!』も何も反応ないし、
見ているかもわからないし
見ても適当にスルーしてると思っていたけど???
・・・徐々に拗ねた顔に変わり
顔が確信犯になってくる。。。プププ😏
でも、
味わいに関しては本当に気になっているようだったので
私『あ!美味しかったよ!一気に食べちゃった!』
シェフ『嘘ねーーー美味しくないね。私が作るの、美味しくない。。』
私『美味しかったよーーごめんごめん、昨日時間無くてアップ出来なかったの!』
シェフ『美味しくないねーーー不味いねーーー』(と、無表情で大量の玉ねぎのみじん切りを始める)
そうだよね、シェフ。
人間だもの。
認められたいよねえ・・・。
自分が作ったもの、美味しいって言ってもらいたいよね。
私も
お料理の仕事をしているし
味覚に頑固な家族と暮らしているから
すごくその気持ち解る。
人になんて思われようと、関係ない。
そう思っていても
どうしても他人の評価は気になるもの。
いいじゃないですか、気になったって!
人間だもの。
だって
受け入れられたいんだもの、自分のことを。
Blog👉『自分も相手も受け容れられたい、その気持ちを素直に大切に。』
受け容れて欲しい欲しいって口にしようよ❤️
そんな風に改めて感じさせてもらった、
ツンデレシェフの人間らしさを感じた、
彼の素朴なつぶやきでした。。。
素直に気持ちをつぶやけるっていいですね。
不要不急の外出は控えなければいけない、今の時期。
先日はヨガ動画を撮るために、いつものエステサロンへ。
生徒さんはいませんでしたが
呼吸に寄り添う動画を撮影してもらいました。
Blog👉『【YOGA初動画】肩周りを緩めてリラックス❤️』
そして久々にヨガウエア投稿!
ピンクのタンクトップはいつもの『yin yang(インヤン)』のバリ仕様。
ボトムスも同じブランドのものです。
前からの見た目は普通のピンクのタンクトップですが
(向かって右の、 yin yang創業者ゆーやんが着ていますねーーー)
バックスタイルは・・・
骨骨ロック!笑
気持ちだけでも、大好きなバリにいる気分で❤️❤️❤️
さあ、明日からも愛と笑顔とユーモアで。
自粛自粛の毎日ですが
苦しくなったら、
寂しくなったら、
その気持ちを恥ずかしがらずに口に出してみましょう。
気持ちに素直に従って、いいんです。
だって
私たち
人間だもの❤︎❤︎❤︎
物理的には離れている人とも、
心は繋がっていると信じて生きましょう。
そしてこんな動画見て笑っちゃいましょう!
動画👉『【代弁します】"自粛して" / ゴールデンボンバー「女々しくて」替え歌』
愛と笑顔とユーモアと。
この三つをキーワードに❤️❤️❤️
misako