料理本が大好きです。
外国の料理家さんの著書は常にチェックしていて、
旅行をしていてもついつい本屋さんへ立ち寄ってしまいます。
ちなみに
直近の旅、去年2019年12月に10日間ほど訪れたハワイのマウイ島で仕入れた本たちとCDはこちら。
眺めているだけで楽しい、料理家さんたちの本。
彼らの本を眺めていて気づくのは、
日本が誇る食材がたくさん使われていること。
旅行をしていても、
海外での日本食人気は定着していますが
昨年訪れたバリ島で人気の、
日本食材をふんだんに取り入れた人気カフェも、こちらの記事でご紹介しています!
ヨガフードコラム👉『お店情報付:バリ島の郷土料理から人気食まで、食とヨガの最新情報』
さて、その料理本における日本食材の登場場面ですが特に多いのは『TOFU/お豆腐』です。
私自身が大好きな食材なので、
『お豆腐』が自国文化でない方が積極的に活用してくれている姿が、
とても嬉しく
有り難いです。
大好きなジェイミーオリバーさんも
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200320/08/yoga-yuruvegefood/d9/cf/j/o3024302414730741977.jpg?caw=800)
ヘルシーな食材を求めて何度か来日もされているようです。
そんな彼もお豆腐を大活用!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200320/08/yoga-yuruvegefood/86/63/j/o0750102914730749846.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200320/08/yoga-yuruvegefood/2b/0f/j/o0750101714730749836.jpg?caw=800)
(写真はご本人のInstagramより)
Instagram👉『@jamieoliver』
Instagramを通して知り合った
同じくイギリス人の彼も
さあ!豆腐。
“silken tofu”、絹ごし豆腐のことでしょう。
こんな素敵なデザート❤️
(写真はご本人の Instagramより)
👉『doctors_kitchen』
彼は前述のジェイミーオリバーとも親交が深いようです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200320/09/yoga-yuruvegefood/2d/e4/j/o0750084514730764634.jpg?caw=800)
さらに、鮮やかなスタイリングが素敵なこちらの彼。
彼も普段はこんなスタイリング、ボリューミーな肉系が多いのですが・・・
はい、豆腐!
来ました!
(写真はご本人の Instagramより)
そして日本が誇るもう一つの食材『MISO/味噌』も
はい、またジェイミーさん、登場!
そして、豆腐、味噌に加え
『KOMBU/昆布』も日本のスーパーフードとして、『UMAMI/旨味』として活躍しているのですが
昨年末のハワイ旅で購入してきた、スパイスの『ターメリック』に特化した本。
こちらでは・・・
レシピに昆布がある、
それはノーマル。
しかしながら・・・・
『UMAMI/旨味』『DASI/出汁』を代表する昆布が手に入らない場合は
その代替食材として『asafiteda/アサフィテダ』を使いましょう!と案内されている???
ほい??
どういうこと???
『asafiteda/アサフィテダ』とは、
スパイスやカレー料理では欠かせない、ごくごく少量を使うとパンチ力として存在感を発揮してくれるスパイス。
『ヒング』という別名もあり、
(私のボールペン覚書メモがありますね!)
日本語訳では
『悪魔の糞』
とも言われている、
一般的には強烈な印象が強いスパイスですが
仕込み段階で素材やオイルと組み合わせることによって、たまらなくかぐわしい香りと甘みを醸し出すスパイスでもあります。
私自身も、
大好きなスパイスです。
でも
昆布はオイルによる香り抽出仕込みをしなくても
十分に繊細な香りと旨味を楽しめる食材。
そんな水性の『昆布』と
油性の『ヒング(asafiteda/アサフィテダ)』を同じ感覚で取り扱うのか???
いや、
かなりありえない!!!
このレシピを作った人、昆布のこと知ってる???
そう、最初は感じました。
素直に
正直『それはありえない!』と感じる海外の方の日本食材レシピもありますが。
しかしながら。
いや、
そんなこと、全くもって問題ありません♡
『あれーーー???
この食材、こんな風に使うの?!?!』
と思いつつも
こうして
思いがけない活用方法を目にすることで
新しい価値観による文化が生まれてくる。
色々な食材に
それぞれの良さがあります。
新しい食材は
ワクワクする素材。
もちろん
彼らを最大限に活かす伝統的かつ最善な方法はあるけれど
そうではない、
ちょっと違う角度から
ちょっと違う価値観から
いつもの素材を観察してみたら
普段と違う視点で眺めてみたら
世界が違って見えるかも。
それによって
行き詰まっていた何かに
なんらかの突破口が見えるかも。
私自身が主宰している『ゆるベジ食』も
素材食材の国境を超えて
異文化を楽しむスタイルなので
そんな独創的な発想は、とても勉強になります!
我が家では常にぬか漬け野菜を用意しているのがルーティンですが
こうした日本ならではの発酵食品『"NUKADUKE" pickles/ぬか漬け』もあらためて注目されていますね。
ヘルシーな食材として
注目を浴びた日本食材。
『Japanese super food/日本のスーパーフード』としてキーワードになっているようですが
そんなお豆腐を活用した、春ならではのハーブたっぷりなお豆腐サラダもご紹介しています!
ほろ苦いクレソンを楽しむレシピをお楽しみください。
今一度、見直してみませんか?
misako