私は日本在住なので、今のバリ旅はいわゆる『非日常』ではありますが、

何やかんや、ここ数年毎年滞在していること、現地在住の友人たちが多いこともあり、まるで第2の地元のような気持ちで滞在させてもらっています。

そんな中でも、
大好きなお料理と携わる時間は更に私の中のリラックス度をぐんぐん押し上げてくれる大切な要素。


先日参加していたヨガリトリート(合宿)中も、宿のキッチンの方にお願いして、夕ごはんを作るお手伝いをさせて頂きました。


大好きなココナッツミルクも、当たり前ですが果肉を削り下ろすところから仕込み始めます。

こ、この光景は、、、、

実は6年前にも、彼ら(現地に住む友人の知り合いだった)の地元野菜料理教室を受けていたのでした〜!何という嬉しい偶然❤️

ご縁ってすごいなーーーー


バナナの葉っぱで、マグロの塊やお豆腐のディップを巻く作業もレクチャーを受ける、の巻。



私を快く引き受けてくださった宿のオーナー夫妻、スタッフの皆さん、ありがとうございました!


そして海側チャングーへ移動したら、現地に住む心友ちゃんから

『misakoのゆるベジごはんを
今ここに滞在している別の仲間たちに食べさせたい!友人宅の大きなキッチンを貸してもらえるように交渉するから、料理作ってもらえないかな?』

という依頼があり、お引き受けさせて頂きました〜!


だいたい10人分くらいを目安に、お友達のご主人がプロ並みの料理上手ということで基本的な調味料やマニアックなスパイス類も揃っているとのこと。

実はここは私にとって重要なポイント!
スパイスを多用して素材本来の味わいを活かすゆるベジ。


今回も食料品店ではスパイスの棚ばかりに目がいく。
(日本だとなかなか手に入らないような珍しいスパイスたちがいっぱい!挙動不審になるくらいワクワクです❤️)

たった一回の料理を作るために色々なスパイス類を揃えるのはな〜という思いから解放されるのは、他にエネルギーを注げるのでこの上ない嬉しさです!

日にちの連絡があったのは料理会開催前日。早々にレシピをザザッと決め、必要なものを書き出し。
和食も食べたい、肉もちょっとあったら良いな、圧力鍋がある、ということで、

家族からもリクエストが多い豚角煮もオンリスト。

地元のスーパーで友人と待ち合わせして食材を買い出し。


さあ、いざキッチンへ!
窓はなく(そのまま外へと解放されている)広々としたステキなキッチン。


さて、私は???


どこでしょう??
いたいた、真ん中の黒い人です。笑

思い描いたレシピと動線を確保しながら


淡々と仕込み始めます。


(お料理に夢中で途中の写真撮り忘れ💦ここからは仲間の写真を拝借します🙏🏽✨)

大量のアボカドはお約束。ズッキーニ・パスタも。


何とか予定通りの9品10名分、出来た〜❤️


セルフサービス形式で、さー召し上がれ❤️



お集まりいただいた皆さん、


パクパク召し上がってくださってありがとうございました〜!

みんなで食べて呑んで笑って。。。究極のポジティブ人間たちで、ハッピーバイブス満載の集まりでした❤️

旅先でも大好きなお料理を作ることが出来る。それを笑顔で食べてもらうことが出来る。

日本在住の私にとって
バリという非日常の中で、私の中の日常であるお料理をさせてもらえるのは芯からの喜びと、ココロの安定です。

本当に私はお料理が好きなんだと、あらためて感じている今日この頃です。

今泊まっている宿は日本語堪能なオーナーさんなので、疲れていて頭を使いたくない時には大助かりなお宿です。
まだまだ英語もインドネシア語も子供以下な私。。。


ここのお宿のお客さんたちは誰もがフレンドリー。
そんな中、活動時間帯が同じのとある女性とカタコトながら英語でやり取りするのが朝晩の日課に。

夜、バルコニーでフラの練習をしていると

ビールを呑みながら柔らかい笑顔でずっと見ていてくれて『ステキよ〜!』と声をかけてくれる。

英語が喋れるみなさんたちはプールサイドでもお互いの旅情報を交換しあったり、近況を話し合ったり、笑いあっている。

ところところの単語なら聞き取れはするものの、実際の会話内容は『???』な程度。


この英語会話タイムに彼女が混ざっていなかったので『シャイな方なのかしら??』と思っていた。

そしたら昨日、彼女に誰かから電話がかかってきて、楽しそうに会話をしている。

おおっっっ
これはフランス語じゃないか!!
彼女はフランス人だったんだ〜😲

と気づき、昔学んだフランス語を何とか思い出してフランス語で話しかけてみた。

おーーーーっ!!!
通じた!!!!
嬉しいーーーー!
一緒に写真を!

『Facebook、やってる??』というので繋がろうとお互いの名前を検索。

彼女が大きい声で自分の名前のアルファベットを言ってくれるのだけど、仏語の読み方と英語とでは全く違うので

(例えばAは英語だと『エー』だとすると、仏語では『アー』。Bは英語『ビー』で仏語『ベー』)

ベランダ越しに何度もやりとりしていてもなかなか検索出来ない。笑

ということで、お互いに階段を降りて下で落ち合って、スマホをタップし合う。

異国の地バリで、フランス語で挨拶することが日常になるなんて思いもよらないサプライズでした。

全くの見知らぬ土地なり経験であっても


その時の行動の中に
何か自分の中の核を見いだしたり
重なる部分や共通する部分を意識すると


すでにその場に自分自身が『在る』ことを体験として実感し、足元が固まってくる。グラウンディングしてくる。


それは私にとって地元に住む仲間や知人たちであったり、何度も滞在してきた経験であったり、料理というフィルターを通して体験することであったり。

今回はフランスという共通認識も加わりました。
(フランスでの日々はこちらのブログから)

経験を重ね、知識を蓄積し
それを体験としてココロとカラダに染み込ませることで、安定感が生まれてくる。

だからこそトラブルが起きた時にも応用力を発揮出来る。

日々の体験の積み重ねと好奇心。
生きる時間や体験を、その時その時でしっかり楽しむこと。

それが、非日常の中での日常を楽しむコツなのかな?とふと感じました。



あなたにとっての日常は何ですか?
あなたにとっての非日常は何ですか?


Bon appétit:)