甘くてとろけるチョコレート
硬くて頑固なスルメイカ
例えば新学期に新しいクラスや入社して新生活が始まった時に、仲間や友達ってどうやって作っていたかな…
私と友達になってくださいと言えない人はなかなか人と仲良くなれない。
その一方で、そんなこと言わなくても誰とでも気軽に話せる子はすぐに先輩や先生からも気に入られて、すんなりとその輪の中に馴染んでゆく。
それはまるで口の中に入れてすぐに「美味しい」と感じることができる誰もが大好きな甘くてとろけるチョコレートのよう。
いつでも、いつまでも、誰に対しても、好感の持たれる人柄であるのは憧れでだし、すごいことだと思います。
私はそんなチョコレートにはなれず、口の中に入れただけではいつまでも味のしないスルメイカ。全然馴染まないんですけど…
きっと自称、私のようなスルメイカさんの方が多いのかもしれません。
ただ、いつまでも口の中に残っていることが大切なんじゃないかと思います。
よーく噛み締めて味が出てくるもの。それまでは硬いし、頑固だし、めんどくさいヤツ。
でもずーっと口の中に留めておけばそのうち「こんなに美味しいヤツだったんだな」って見直されるでしょ。
いつか誰かにそう思ってもらえるから、留まる努力を続けよう。
チョコレートでもすぐに溶けてゼロになってしまうし、スルメイカでも硬いから無理と言って食べなくなったら何も始まらない。
ヨガのアーサナも同じかもしれません。
思い起こせば2017年からアナ骨を続けています。きっとその頃、同じ時期にアナ骨サイコーと言っていた人もたくさんいて(私は最初は「こんなの私には無理」と思っていた方です)今は正直、続けていない人もいると思います。
それから5年目になり、私は未だにハイランジで他のアナ骨愛好者に劣っています。最近は腰椎のコントロールに不調もあり、やればやるほどできないと思っているくらいです。
最新ハイランジ☝️腰椎を使わないようにするからここまでしか上がれない…
でも未だに私というスルメイカは口の中に留まっております。しかも、未だに硬くて馴染んでいないかも…
仲間の作り方もヨガへの取り組み方も、そんなスルメイカさん達が集まるのが本当の仲間であったり、切磋琢磨できる環境なのかもしれません。
ぜひ、スタジオに来て一緒に噛み締めていい味を出しましょう!
ちなみに私は食べるならスルメよりもチョコレートの方が断然好きです。
yoga studio TULA