◾️あなたの身体は硬くない
「あなたの身体は硬くない」
それが、私が伝えたいこと。
身体が硬いから目標に到達できないこともあるでしょう。
思ったようにストレッチできないとか
感覚を掴めないこともあるでしょう。
先に言った２つのこと。
コツとプロセスです。
プロセスとは、
今ここ。
今ある身体の感覚をただ楽しむ。
辛さもうまくいかないことも楽しむ。
時には怪我もしてしまうかもしれません。
でもそうやっていろんなパターンを自分の中に作っていく。
経験値が増えていくと、
だんだんと自分の輪郭が見えてきます。
それって、自分と仲良くなるってことでもある。
そうするといずれ知っていきます。
コンプレックスだと思っていたところは
全部ただの思い込みにすぎない、と。
5回で全部伝えられるほど身体のことは簡単ではありません。
思い込みを変えられるのも簡単ではありません。
でも、この5回でお伝えしたことは、
何をするにも根本的に大切になる基盤のようなことをお伝えしたつもり。
そのきっかけをお伝えしただけにすぎません。
思い込みを変えられるかどうかは、
あとはみなさん次第。
一人一人が、それぞれのペースで自分と仲良く過ごせる
きっかけになったら本望です。
◾️あることは当たり前ではない。「感謝の瞑想」
突然瞑想の話になりますが。
ここからはちょっと違う内容に触れます。
地球史上最大をと言われた台風19号。
その翌日。
台風一過の澄み切った晴天での開催となったワークショップ最終日。
最後を瞑想で終わらせて欲しいと、ジムにお願いして了承をいただきました。
いつかさんありがとう。
どんどん強くなる風と雨。
わずかに揺れる家の中。
轟々と聞こえる、魔女たちのパーティーのような風の音。
そんな中に鳴り響く、避難警告に回ってくださる区役所の方々の声。
都会にいたら誰も体験したことのない自然。
台風がくる前にすでに被害があった地域があって、
さらなる悲しいお知らせや被害があり、
みんな大変な思いをしている中でのワークショップ。
きっとみんな、
「窓が割れたらどうしようか」
「明日交通が全て止まってるかも」
「明日になっても何があるかわからない」
「朝起きたらとんでもないことになっているかもしれない」
「これが最後かもしれない」
とか、色々な思いを持ったのではないかと思います。
東京都内は、有難いことに
山の手も普通に動いてくれていたし、
街には車や人がいつもよりは少ないけれどいてくれて、
お店はほとんど閉まっていたけど空いているお店もあって、
当たり前の風景に近い日常の中で
ジムへ向かうことができました。
働いてくださる方がいたからです。
何かがあるたびに、
私たちは自然から教えられることばかり。
当たり前のものなどなく、
全てが有難いこと。
有ることは容易いことではないこと。
有ることは普通ではないこと。
台風の夜、私はたくさん泣いた。
全てが有難くて、泣いた。
そして心から祈った。
それから早い時間に死んだように眠った。
台風の過ぎた後には、
嘘のような台風一過の澄み切った空が広がっていて、
不謹慎かもしれないけれど、「美しい」と思った。
朝の美しい空を見て
どうしてもやらずにはいられなかった。
「感謝の瞑想」
身体があること
自分があること
身の回りの人がいてくれること
家や着るものや食べるものがあること
街の中の知らない人たちがいてくれること
多くの存在に支えられて生きていられること
普通の日常を送れるということ
全てが有難い。
最終回、最後の最後は、
そういう風にして締めくくられました。
ご参加くださったみなさまには
心から深い感謝の想いでいっぱいです。
また来年もブラッシュアップして
お届けして参る所存です。
◾️最後に
最後にZEROGYMスタッフのみなさまに
心から感謝申し上げます。
小早川社長、いつかさん、スタッフ皆様
いつも助けていただいています。
みなさん、本当に心持ちの素晴らしい方たちばかり。
素直で明るく、助け合い、一生懸命です。
どうしたらヨガを知らない方に
そのエッセンスを伝えられるか。
ヨガと言う必要はなく、
時代に合わせた考えの元、ZEROGYMは構成されています。
放っておいたらすぐ現実離れする私には（笑）
とても学ばせていただくことの多い場所です。
これからもジムに許される範囲内と
みなさまが理解できる範囲で
ワールドを展開していきますwww
12月には呼吸法ワークショップを開催いたします。
会員様限定ですので、
みなさま、ぜひZEROGYMにお越しください。
