体の硬さのコンプレックスから抜け出す⑴ | ​瞑想とヨガと発酵で養う、ホントの自分

今回は、2回に分けて書こうと思います。

 

ZEROGYM@千駄ヶ谷にて、

 

柔軟性向上企画「開脚&前屈マスター講座」全5回

最終回。

台風一過の昨日、開催され、無事に終了致しました。

 

1 〜4回まで、全部違うストレッチ内容をお伝えしてきました。

身体を緩める方法や、

筋肉を使う方法や、

ストレッチと聞いて想像する内容とは

おそらく全く違う内容だったかと思います。

でも私がお伝えしたことは

全てに応用できる身体の基礎の基礎。

ストレッチを通して身体の土台を築くような内容です。

 

最終回は、「柔軟性と安定」

柔軟が安定や強さにどう影響するのか?

そのポーズは一体何をしようとしているポーズなのか?を

ストレッチやアライメントを通して

身体で知っていただきたいと立位ポーズを行いました。

 

行ったのは

・呼吸と体幹を繋げる

・ランジ

・立位の開脚前屈(ピラミッドのポーズ)

・ダウンドッグ(ZEROGYMでは’姿勢をきれいにするポーズ’と名付けられています)

 

 

◾️コツを抑えると劇的に変わる

                                                               

 

ヨガも筋トレも仕事も料理も

なんでもそうですが、

物事には「コツ」があります。

 

がむしゃらにやればいいものではありません。

根性論で乗り越える時代は終わり。

どうせやるなら、効率よく最小の力で最大の効果を得たいですよね?

 

特に「身体」は呼吸がいかに楽か、が重要なポイントだと思っています。

 

身体には緩めることと引き締めることの双方が必要。

また、インナー(深層筋)とアウター(浅層筋)があります。

 

それぞれの使い分けができること、

呼吸が楽であれど筋肉を適切に使っている感覚が得られていること。

 

足の指一つの使い方、手首一つの使い方で

いつも行っているポーズが全く違うものに変化します。

 

そこに加えて最大のポイントである「呼吸」

 

これを組み込んだとき、

身体の感覚も柔軟性も劇的に変化します。

(個人差あります)

 

呼吸も、ただすればいいものではありません。

 

ワークショップでは、そういった部分のコツや必要性を

お話やワークを通してお伝えするのです。

 

 

◾️プロセスに目を向ける

                                                               

 

一つワークするだけでも、みなさん目が変わるんですよね。

真剣になるのがわかります。

 

「うわ、ナニコレ」みたいな感じで。

だって、前屈する前にちょっと意識を違う部分に変えただけで

床につかなかった手がべったりついたりするわけですから。

(これは初回にやったやつです)

 

ランジは全てのベースになるので毎回やりましたが、

これは多分一番きついやつです。

私のランジは「足と脚」にフォーカスしています。

(ちなみに「足」は私のトレーニング大好物の部位です)

毎回、みなさん汗かいて息きれて無言...

すっごい筋肉使いますからね。苦笑

 

でもこうやってプロセスを踏むとみなさん一様に、

「身体にすごい効いてるのがわかる」って。

「今まで自分がやってたことが全然違うんだ」って

言われます。

 

身体でわかるから、ハッと目が覚めたように

目の色が変わるんですよね。

 

 

「今」があるのは「プロセス」があるから。

 

今、あなたがその仕事をしていること、

そのポジションを任されていること、

その家に住んでいること、

その収入があること、

その服をきているのだって、

そのご飯の内容だって、

全部プロセスを踏んでいるからです。

 

身体の硬さもそう。

 

硬くなるプロセスを踏んでいるだけのこと。

 

でもみんな結果しか見ない。

それこそ勿体無い。

 

ちょっとした使い方一つ、

プロセスを一つ一つ丁寧に積み上げていくことで

大きな気づきに繋がる瞬間に出会ったとき、

自分の中で何かが変わる。

 

 

◾️身体の硬さは秘めたる可能性

                                                               

 

とはいえ、

身体が硬いことが悩みな方は多いでしょう。

 

なんでですか??

 

なぜ、それが悩みなんでしょうか?

 

よーーーく、考えてみてください。

なぜ身体の硬さを忌み嫌うのでしょう?

 

それには育ってきた環境での思い込みが大きいです。

 

メディアや世間の情報、

身体が柔らかいことがすごい。

などという間違った認識の元に育ったことがあります。

 

私もかつてはそう思っていました。

人より1cmでも柔らかく見せよう!って。

柔らかいねって言われたいから!笑

 

それは人と比べて生きているから。

比較するのは大切。

でも比較の仕方を間違っちゃダメです。

 

優劣とか、正解不正解とか、

評価や批判のための

比較はしなくていい。

 

身体っていう目線で見たときも

人と比較することなど一個もない。

一体何と比べて自分は硬いと思っているのでしょう?

 

 

逆にこう考えることができると思うんですね。

 

身体の硬さ=身体の秘める可能性

 

開発の余地がすごい眠っている宝の宝庫だってこと。

 

どんなにピカピカの原石も、

磨かなければただの石。

 

その可能性を知るのが体感で知る、

ってことだと考えます。

 

体感を伴わなければ、それは続かないです。

自分事にならないですからね。

 

身体で知れると、発見がすごすぎて楽しいんですよ。

やりたくなる。

そうやって楽しんで色々模索していると

結果的に柔らかくなっています。

身体の硬さとか、そんなことどうでもいいことになっていくんです。

 

身体の硬さだって楽しむことができていますよ。

 

続きは次回。