母になることはアハンカーラを手放すことに似ている




もうすぐ夏休みが終わろうとしています。

夏休みの間は姪や、子供のお友達がそれぞれに1人ずつや2人ずつ泊ま
りに来ていて温かな日を過ごさせて頂いていました。



よく、大変やん、子供ずっといるだけでも大変やのにようやるな。と言われます。

子育てにおいても同じですが、

感謝を常に心に。

感謝を忘れては不満や欲が己を支配しにやってきます。

私は夏休みがくると想うと毎年ワクワクします。

一緒に過ごせることの幸せをよく知っているからです。

昔海外にいったときに内戦により子供や家族と過ごせない人をみてきました。

そして自身も、生き延びた命と変わり果てた家族の形の中に、宝もの

のように光る戻れぬ刻の価値を感じます。

子どもを育てることは己という人間を、客観視できる機会です。

静かにしてほしい、や、こうしてほしい、自分のしたいことができない、や、思い通りに過ごせない、と、感じるからイライラするのだと考えます。

正に、"自我"の存在を己の中に認識させられる機会です。

自我を越えて目の前(相手)を尊重する繰り返しが育児であり、母になることだと想うのです。

母になることは自我(アハンカーラ)を手放すことに似ています。

自分がどうして、そう考えるのか。その考えよりも大切なことは何か。

常に心に観察する癖をつければ、イライラを手放し目の前に感謝を感じ穏やかな心で育児をできる。そう想えるのです。


だから私は夏休みには、自分の考えよりも大切な、こどものワクワクを大切にして過ごすようにしています。


無理をしてはストレスになりますが、
感謝の心を常に忘れなければストレスが生まれてこないことに気づくはずです。


お泊まり会の際にはお祭りごっこをしました。
前に人が多くてお祭りに間に合わなく落ち込んでいたので。
家で射的をしたりプールに浮かべてお魚すくいをしたりビンゴをしました。

景品を準備する時間も楽しみのひとつです。
みんなで綺麗な夕日を見ながらお散歩して、

夜には花火、夜更かしして夜中までみんな賑やかです。






お泊まりにきてくれたお友達には、それぞれ
思い出の写真をアルバムにまとめてお友達にプレゼントしました。
自分を想ってくれるお友だちを、人の尊さを、大切にできる人間に育って欲しい願いを込めて。