今月は父の命日がありました。
毎年、お庭のお花を持ってお参りしています。
こどもの日は毎年、雲ひとつない快晴に鯉が空を泳ぎます
私はよく想います
亡くなった父が観ることのできなくなった今日の世界を
毎日観れている。ということを
続きがあると想っていたのに急に
終わってしまった子供時代を
今日の、目の前の、
子どもと、
大切な人達との
奇跡の今日という刻を
目の前の細かなことよりも、
もっと大切なことを常、心に
そして私は、父の死後、毎日、
半分の意識を持って生きています。
人は死んでしまうこと を常に忘れないこと
自分の中の心半分は普通に生活するけれど
あとの半分は自分が存在しないような
曖昧で微かな意識をもっている
すると目の前の起きること全てに
感謝を感じるスペースが心にできるのです
刻が経ち、遠き日を恋しむように、
その刻一瞬一瞬を大切に感じられるのです。
存在しているからこそ起こるすべのことが宝物なのだと
太陽の光も、
雨や土や草のにおいも、
それらを感じられる自分の存在にも。
死後の父からもらった贈り物、
自分を幸せにしてくれる、特別な感覚です。
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