さて、肝心なレースのレポ、悔しい方を。
なぜ3時間20分切りを狙っていたのに、ギリサブ3.5だったかを振り返りたい😢
小出監督の教えを守り、今回も京成佐倉駅からはアップも兼ねて歩いて到着(徒歩30分)
開始前ペーサーさん紹介。
今の私にはサブ3.15は速すぎるが、サブ3.5は遅すぎるしななどと思いながらアップ。
いざ、スタート!
佐倉市長の何とも楽しい「on your maaaaak」
気分よくスタートしたが、しばらくはずっこけ危険なくらいの下り坂。つまり帰りは激坂なわけで、、。
道は狭いし、肉離れしないように慎重に下る。
昨年は本降りの中、何度か深い水たまりにドボンしながら3時間20分で行けたんだから、曇りで無風の最高の今年は行けない理由がない、と思いながら走る。
昨年はペースの同じくらいの若い男の子と談笑しながらあっという間にハーフあたりまで来たよな、、などと、馴染み深い線路沿いなどを走りながらまずまずのペースで。
20キロ1時間38分。
気持ち遅いけど、まだまだ挽回可能かな、みたいな気分。
次は30キロの風車付近で娘や家族が待ってるからそれを楽しみに!
…とそんなころ、背後が何やらやけに賑やかに。
ペーサー集団!
しかも、サブ3.5
追いつかれているようでは20分切れない💦
しかし、ペースが速いのだ。
前で居続けたくとも、キロ4分30分くらいでぐんぐん近づかれ、ついに給水地点で大群に飲み込まれてしまい😢
ペーサーさんの会話を聞くと、「4分の貯金があるので、このままいけば順調にサブ3.5切れます!!」
…通りで速いわけだ。
さらにペーサーさんの後ろのゼッケンに「サブ3.5 キロ4.45?~50」みたいに書いてある。
で、納得。
だって、サブ3.5を切るためには、ぎりぎりイーブンでキロ4分58秒で行けばいいのだから、1キロ当たり10秒速く走るって、初めてサブ3.5を狙うにはかなりチャレンジペースかと。
ちなみに私が今回意識していたのはイーブンキロ4.42。
で、後半上げられるように、前半キロ4分50くらいで15キロくらいまで行こうと思っていたから、そこまでまだ落ちてはいないのだが。
ただ、そんなわけで、前半貯金型のペーサーさん率いる大集団に、よりにもよって道幅の狭い農道で囲まれてしまったから、とにかく走りづらい。そして「前に出たいのに出られない」焦りで必要以上のエネルギーを消費してしまった感。
そうこうしているうちに、家族の待つ30キロ地点が近づいてきた。
前回記事にあげた例の6年前と今のビフォーアフター写真をうまく撮るため?にも、この団子集団からは抜けておきたい。。
幸運にも直前で少し隙間が出来たので、迷わず加速して、何とか娘とハイタッチが出来て、パワーチャージ!!
あとは、たったの12.5キロ。
どんどん加速していきたいのだが、いかんせん、自分のペースが落ちたりしたこともあり、簡単にペーサー集団に捕まる、抜く、の繰り返し。
残り5キロくらいとなったあたりで、ペーサーさんが、
「かなり貯金があるので、あとはキロ5くらいでも余裕でサブ3.5行けます!自分より前に出てもよいし、これ以上飛ばすことはないので、頑張りましょう!」
そうなのね、もう飛ばさないのね。本当ね、、、と思って、こちらも安心して集団の前にでたが、このペーサーさん、どうしてもペースが上がってしまうみたいで、自分の手元の時計は4分50くらいのペースにどんどん上げてくる。うそつきー。
41キロ地点。
とうとう、最後の激坂がそびえたつ。。
そこへ、サプライズで家族が登場。
パワーチャージ
しかし、激坂。
しかし登らないとゴールできない。
沿道の皆さんも、「これ登ったらすぐゴールだからーーーー!!」と激をとばしてくれる。
しかし、本当にきつい。何回登ってもこの坂は長くてきつい。
最後には「うわーーーーーー!!!」と雄たけびをあげてしまうほどだった。
競技場に戻ってきた。いよいよゴールだ。
しかし例のペーサーさんが「あと40秒!!」とかカウントダウンしてるし。もうサブ3.5さえぎりぎりなのだ😿
ゴーーーーール
本当にへとへと。
本当にぎりぎり。
ネットタイムは3時間29分25秒。ふう。
2016年1月の館山若潮マラソンでサブ3.5を達成してから、肉離れをした東京、名古屋をのぞいてずっとサブ3.5を死守しているが、その中でもワーストに近いはず。
でもとにかくゴール。やれやれ。
ゴール後、しばらくは最近にない疲労感を感じていたが、別大ほどでないにしても、今度は家族の待つ車の方面に急がねばならない。
夕方に娘が友達と約束していた演奏会を聞きに戻らなければならないからだ。
私はゴール後に急ぐのは嫌だから先に帰っていいよと何度も言ったけど、
「待ってるよ!」(待っていなくていいのに)
そんなわけで、ゴール後にまた女子更衣室まで急ぎ、座ることなく着替え、家族の待つ車まで急いだというわけ(笑)
食べたかった出店での唐揚げはおあずけとなり、寄ってもらったセブンイレブンの「から揚げ棒」のおいしかったこと(笑)
車の中でメイクをし、ランニングキャップの跡がついたぺちゃんこヘアに、ナイキのヴェイパーフライでそのまま娘の友達のブラスバンドの演奏会まで一緒に聴いて帰宅。
やっぱりハード。
でもキプチョゲとは比べ物にもならないが、「マラソンにはこんな日もある」
終わってしまえば、やっぱり「また走りたいな」だから不思議。
さあ、次は今期最終戦の長野マラソン。
今度こそ。