がん経験者(がんフレンズ)のためのヨガは病院で必要ないとおもうのだ!! | YOGA-KORU 陰ヨガセラピスト中里貴子の乳がんととも生きる!保護犬こるるとTIKIとの毎日のこと。

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ヨガ・マクロビオティックな食事・ロハス生活・ラグビー・ニュージーランドを愛する陰ヨガインストラクターの徒然なる日々

がんフレンズヨガ

 

がん経験者のためのヨガ

 

がんサバイバーのためのヨガでもなく

 

がんフレンズヨガとなずけたのは

 

すでに入院中からのこと。 その時の思いが名前につながっています。

 

 

 

 

私にとってはがんフレンズヨガがしっくりくる。

(がんフレンズヨガは修了書をうけとっているかたでこの名前の由来に賛同しているかたが使うことができる名称)

 

 

 

来月の指導者養成コースにむけて

 

今一度つけていた日記に目を通すと

思い出すな~いろいろなこと。

 

身体がぜんぜん痛みで動かなくなったときのこと。

 

ある日とつぜんすご~く腋窩リンパが晴れてあわてたときのこと

 

全然動かない身体で指導していてもみんな楽しくヨガしてくれて支えてくれていたこと。

 

あのとき実はなんどこの身体じゃ無理だわ~~っておもったことかわかりません。

 

仲良し生徒さんに弱音をはいたことも多々。

 

リンパ浮腫になったときにTIKIさんにすがりついて泣いたこともあったな~(結構最近)

 

今あるのがヨガの指導をつづけていられていることがウソみたい。

 

 

時がたつと辛かった思い出って案外する~っと消えていくものだから

絶対に残しておかなくちゃ~わすれちゃう。

 

日に日に変わる身体のことや痛みの変化などのことを書き綴っていました。

 

見返して楽しんでいます(笑)

 

 

 

 

 

病院でなぜがん経験者のためのヨガのクラスがないのだろうか?って

がん経験者でないかたは思っているかもしれません。

あったら良いのにな~なんて思っているかもしれません。

実は私もちょっと思っていたのです。

 

 

しかし、

自分のことを経て

父、ゆうゆさん、母などの検査や入院などなどのことを経験してみると

 

病院でヨガのクラスがある必要性がない!って思うのです。

 

 

実際、昨年お話しをきいた東海大学の乳腺外来のヨガクラスは

かなり少ない人数しかあつまらない。

理由としては

「忙しい」

「わざわざ病院でヨガをしたくない」

 

人があつまらないとモチベーションもどんどん減っていき

結局は指導者も続かずに変わっていく。

さらに生徒の定着がなくなるということのようでした。

 

がん経験者の先生や看護師さんでなければ

私の気持ちなんてわからないじゃないの~って思っているから

(かなり卑屈ですので)

無理無理~やだやだ~

てことにもなるのです。

 

 

 

 

がんの入院というものは

経験者でないかたが思っている以上に短いのです。

 

最近は技術の進歩もあり日帰りもある。

 

4日ぐらいの間であれば看護師さんから浮腫のレクチャーなども聞く時間さえない。

リハビリの指導も受けずにさようなら~なんてことになります。

 

術後のケア~のことさえも

合併症についてなども

ちゃんと説明受ける機会なんてないし、

先生も

ましてや看護師さんもそんなこと知っちゃいないこと。

 

だって

病院は病気を治すことに力を注いでいる場所ですから。

看護師さんたちはほんとうに疲れ切っていますしね。

 

そんなときにたよりになる場所や人がいたらどんなに心が穏やかでいられるか!ですよね。

 

 

 

 

 

 

入院中に

もしもヨガのクラスがたまたまにあったとしたら

さあ~参加するでしょうか?

 

私はNO。

 

気持ちも時間もまったく余裕がありません。

 

私の身体はこれからいったいどうなってしまうのか? 不安いっぱいの中ヨガをする体力も余裕もないのです。

 

今後の私・・・どうなっちゃうのだろうか?という思いがいっぱいで他のことに手がまわらない。

 

 

もちろんこういうときこそヨガが必要なんだけど

 

それは頭で考えて(理屈ではわかっているよ~)だったり

経験者さんでない人が思うこと。

 

ほんとに難しいしできない。

 

病院に

ヨガのサッシのようなものがあっても

誰一人として手に取っていないのが現実です。

 

 

 

 

じゃあ~

 

術後はどう?って思うかもしれませんが

 

 

 

「よっぽど主治医が大好き」

「病院大好き」

 

以外のかたは極力病院へ行きたくない!って思うのではないでしょうか。

 

 

3か月・・・

 

半年・・・・

 

一年・・・・と変化していく定期検査の間にわざわざ行きたくない~

 

 

もしかしたら

これからもっともっと御世話になるかもしれない可能性をもっていると(安定しているときは出入りしたくない)思うのが普通のよう思います。(私はそうです)

 

 

 

ヨガをする場所はいっぱいあるけど・・・・ありそうなんだけど・・・・

 

不安にならずに

安全にヨガができて

自分が好きなことだけをできる。

がんのことを理解してもらえる。

いつでもお休みみしながらヨガを楽しめる環境がある!

すべて大きな愛で包み込んでくれる信頼できる指導者がいる!場がない。

 

 

がんについて理解している、勉強している、経験しているヨガ指導者が

これからの

二人に一人がん患者になる時代に必要なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

世界的にみても

全米ヨガアライアンスのE-RYT500 YACEP®の資格があって

実際にがんを経験して、体験して

がんのクラスを行っている指導者ってたぶん2,3名。

 

今後500時間のトレーニングの中には

マタニティーさんよりも罹患する人が増えているがん経験者のための

がんフレンズヨガがはいってくるのではないかな~と思っています。(ご興味みあったらご相談ください)

 

 

多くのがん患者さんが安心して安全にそして

たのしく~笑顔になれるクラスがたくさんできますよう~に。

 

 

 

 

実は

 

クラスをしていて

一番一番 癒されていたり 元気にしていただいているのは

私なのです。

 

 

クラスのご参加のみんなからいただく力、エネルギー

 

本当に感謝です。

 

 

私の経験が多くの人に役立つことが今ヨガを伝える使命かとおもってもうすこしヨガ指導つづけていこうとおもってはいます。

(もちろん大好きなハタヨガも陰ヨガもね)

 

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

お布団の上で

なんだか作戦会議??

 

かわいさ100倍のわがこたち

生きる希望だね。

 

 

私のWS&トレーニングは

(E-RYT® 500, YACEP®) による指導であるため、ヨガアライアンスの継続教育の一環としてカウントされます。