ナガの青年 | バレリーナからヨガ通訳へ

ナガの青年

久々に1人で自宅で休める休日。
体に疲労がたまっていたので、マッサージを予約し、ゆっくり本でも読もうと思い、ネットでポチッ。翌日読みたい本が自宅に届くなんて便利だ、、、。

ここ数年買う本はヨガ関連のテキスト資料としてしか買ってない、、いつか必要になるかめだから文字通り山のように本がある。私には大事な仕事道具です。


今回買ったのはこれ↑
『わたしの愛するナガの息子へ』春に探してたけど在庫がなく、思い出して探してみたら在庫が1冊あった。今読みなさいと言う事だと思い購入。

ナガの息子。
ナガランドというインド北部で産まれ、5才で売られた先デリーから山へ逃げ、修行僧に育てられリシケシにたどり着いたナガの少年。
16才で著者である日本人ヨギーニの出逢い、親子の絆を深めていく実話です。

なぜ読んだか、、。
ナガの少年、いや今は青年に春にプシュカルで出会ったから。

灼熱のラージャスターン州の聖地プシュカルに買い付けに行った今年5月のお話。
仕事終わりに立ち寄る、夕日と音楽が美しいカフェで日本語を片言話す店員が彼でした。
オフシーズンで暇だったのでしょう、、疲れていて、彼の日本語話せるアピールに塩対応な私にもめげませんでした🤣
ホテルの通り道だったので毎日話しているうちに、次第にヨガやアーユルヴェーダに精通している、日本人ヨギーの母を持つこと、何より笑顔で過酷な子供時代や、修行僧時代のタパスの様子を語る彼の話が面白くて、滞在中良く話すようになりました。
今はカフェで働きながら、自分のアーユルヴェーダサロンを持つ為に頑張る普通の青年。

毎年リシケシには行くので、彼が日本人ママと出会ったガンガの景色が目に浮かびました。

日本人女性の視点で見たインドに共感する部分が多かった1冊。いつか自伝を彼自身が書いたら是非読みたいと思った。

未だに文字は書けないらしいけど、snsで英語のチャットはできる😃
これも16才で学校に通わせて貰えたからだろうな。。。
日本人ママに出逢わなければ、今でもリシケシで修行僧として暮らしていたかも。
どの人生が幸せかはその人次第だけど、少なくとも学校に行った事で人生に選択肢が生まれたのは事実。

リシケシの子供達への支援をしている事の先が見えた気がしました。

あー早くインドに行きたい。
リシケシの子供達に会いたい。
ナガの青年とも話したい。
ゴアの友人や家族に会いたい。


11月2日から始まるリシケシバクティリトリート&ゴアトレーニングは受付を間もなく締め切ります。
行きたい!と思った時が行き時ですよ。