肩こりを治しませんが、勝手に肩こりがなくなる人はいます | 目白 身体の硬い人の為のパーソナルヨガスタジオ 顔晴る(がんばる)ジム代表のブログ

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痛いストレッチは間違いです。
気持ち良く伸ばせて、自分の成長を楽しめる、効果的な身体の使い方を教えます。

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今回の記事、めっちゃ長いです

 

今日、書いているうちに、めちゃめちゃ長くなってしまいました。

 

色々な要素が折重なってしまいまして。。。

端的にまとめようか、何回かに分けようか、考えたんですけど、全部大切な要素なのでそのまま入れてまとめました。

 

ただ、このブログのテイストがお好きな方であれば読み応えばっちり。自信ありです。

はじめて訪れた方には「うるせ~」って記事なので、もっと具体的な方法の載っている記事の方をお楽しみください。

 

とはいえ、このブログも読んでくれると嬉しいので、この後の最初の段落と最後の2つの段落だけ読んでもらえるとタイトルとつながった内容にしました。

それではどうぞ。

 

 

肩こりになったことがないんですよね。。。

 

僕がヨガをしはじめて驚いたことの一つに、ヨガインストラクターでも身体の不調をもっている人って少なくないんです。

肩こりに悩んでいる人も普通にいます。

 

僕は、前職がストレッチでコンディションを整える仕事をしていた為、肩こりってなったことがないんです。

もちろん、長時間のパソコン仕事などで一時的に疲れることはあります。

でも、慢性痛ってことはないんですよ。

 

疲労がずっと続くってこともありません。

 

 

 

でも、一回だけめちゃくちゃヤバい時がありました

 

でも、一度だけ「今思えばうつ病??」と思うような症状になったことはあったんです。

 

もう10年以上前になりますね。

母校の大学少林寺拳法部で監督をしていた時期があります。

これ、したくてしたんじゃなくて、残念ながらかなりの強制力をもってやらされたんです。

 

 

その当時、仕事がキツかったんですよ。

○月に200キロ走るという業務命令があった為、業務時間以外で毎日1時間ほど走る

○仕事でフルマラソンの完走する必要があったので休みの日には20~30キロの走り込みをする必要

○当時の休み週一のみ。しかし、その日は部活の指導

 

その為、こんなスケジュールでした

平日:6:00~7:00までランニング。9:30~21:30まで仕事。いければジムでトレーニング。帰って勉強して25:00ごろ就寝。

休日:午前中に2,3時間の走り込み。お昼過ぎからその日の部活の練習メニューを考えて、16:30~20:00過ぎまで指導。22:00頃に帰宅。次の日からまた仕事。

をひたすら繰り返していました。

 

そんな日々を過ごしていたら、疲れが溜まって動けなくなってきます。

走ろうとなんとか外に出てみるも、1分位走ったら家に戻るとか。

全然調子が上がらずに「おかしいな」と思う事が段々と増えてきました。

 

そうしたらある日、とうとう本格的におかしくなりました。

 

 

 

どうおかしくなった??

 

ある休みの日。朝起きると、全く体が動かせなくなったんですよ。

お腹に全然力が入らず、テレビのリモコンをつけるので精一杯。

7時に起きて、14時まで一歩も動く事なく布団に突っ伏したまま動けない。

 

どうやって起きたかというと、その日休みだったので「部活に教えに行かなければ」という使命感でなんとか動けました。

そんな状態が続いていたので、「なんで自分だけこんなシンドイ思いをする必要があるんだ」と怒っていました。

怒りの状態で過ごす期間がしばらくありました。

気持ちも身体もストレスが溜まって不調な事不調な事。

これがある時、スッと治ったんです。

 

 

 

どうやって治したの??

 

とある日部活から帰って、次回までの練習計画を立てている途中にふと気づいたんです。

「あれ、なんでこんなに辛い思いをしてやっているんだろう??」って。

 

で、思い直してみたんですよ。

「自分の時間を削ってやっていると思うから被害者的な感覚があるんだ」って。

考えてみると、教えている事自体は楽しいし、やりがいはとてつもない。得るものも沢山ある。

そしたら、「じゃあ、積極的にやろう。俺の時間の全てを部活にくれてやる!!!」ってなったんです。

 

極端でしょう。

でも、すっかり心が軽くなりました。

もちろん、身体的にも物理的にもしんどいんですけどね。

大変であっても、少なくともイヤじゃなくなったんですよ。

 

ただ、これを機にドンドン少林寺に一生懸命になり過ぎて、仕事を辞める事になるのはまた別の話。

 

でも、この話、今のところヨガと関係ないですよね。

気持ちの整理の仕方自体はヨガっぽいものの、まだこの時点では僕はヨガを学んでいません。

さて、これがヨガとどう関係していくのでしょう。

 

 

 

 

一冊のヨガの本からすべてがはじまる

 

ここでようやくヨガが登場。

テンションは戻ったものの、まだ身体的にはしんどいわけです。

明らかに浅い呼吸。

連携しない身体。

とれない倦怠感。

はまだそのままです。

 

そんな僕を救ったのが、この本でした。

 

 

これはすごかったですよ。

載っているものをきちんと一通りした次の日、明らかに軽くなったのを覚えています。

それとともに、身体の使い方の感覚が増え、自分自身の少林寺拳法の動きが変わったのを感じました。

 

この本によって、ヨガの可能性を感じるようになりました。

僕がヨガインストラクターになるきっかけとなる本です。

 

ただ、実はその前に紹介しておかなければいけない一冊があります。

 

 

 

芹澤にとって、本当の本当のはじめの一冊はこちら

 

 

僕の前職はパーソナルストレッチのトレーナーでした。

10年間で、のべ30000人以上の身体を伸ばしてきました。

 

「手技がストレッチの整体師」+「スポーツトレーナー」

そんな感じの仕事でした。

 

何が良いかっていうと、他人の身体を触るので、色んな人の身体や状態を知る事が出来たんです。

 

だから、筋肉がどう連携するとか、どうして身体が硬くなるとかが客観的にみる事が出来ました。

また、10年間継続して通ってくれていた人もいたので、コンディションをどう改善していくかや身体の成長具合というのも知る事が出来ました。

 

でもですね、それだけ身体を触っても、ストレッチや身体の勉強をしていても、効果の出ない箇所や人がいたんですよ。

 

上手く誘導で出来ない。

完全に行き詰りです。


そんな時であったのが、上で紹介している本「アスリート進化論」でした。

 

とりあえず、この本に書いてある通りにやってみたら。。。効くんです!!

当時はヨガの理論などキチンと知らなかったんですけど、それでも効くんです!!

 

それまでヨガはちゃんと知りませんでした。

「複雑なポーズをとるストレッチの一種」くらいに思っていました。

 

しかも、来ていたクライアントさんからは

「ヨガをやって痛めた」とか

「レッスンでついていけなくてつまらない」とか

「あんな動き出来ない」

といった声が多く、ヨガを楽しんでいる人と出会っていなかったので、あまり良いイメージは持っていなかったんです。

 

しかし、この本で学んだものは、それを一切覆すものでした。

ある一つの言葉が当時の僕の心に突き刺さります。

「コーディネーション」という言葉。

身体を連携させるという意味です。

 

ヨガを学んだ今では働きかけと当たり前に考えていますが、当時は非常に衝撃的だったのを覚えています。

発想が変わった事で、同じ事をしても伸ばし方自体が全く変わってきて、それまで効果が出せなかった人を伸ばす事が出来る様になってきました。

 

しかし、その時はまだ「ヨガってけっこう凄いなあ」と思いつつ、ちょこちょこ仕事に取り入れていた位でした。

とはいえ、この本がきっかけになってヨガへの興味がはじまって上の段で紹介している2冊目へとつながっているので、本当の本当にはじめの一冊はこれだといえます。

 

 

 

ヨガ=究極のコンディショニング法

 

そんな訳で、僕にとってヨガって「ポーズをとる事」、ましてや「難しいストレッチ」ではないんです。

スタートが「ストレッチの限界を感じたストレッチトレーナーに新しい可能性を見せた、本質的な身体の使い方を学ぶ方法」であり。

そして、「自分のコンディションを整える事が出来なくなったコンディショントレーナーの体調を劇的に改善させた方法」でもあるからです。

 

だから、ヨガによって体調を崩すというのがまずありえない発想です。

そして、ヨガの練習の疲れを他の方法で回復させるという事も必要ないです。

だって、ヨガ自体が究極のコンディショニング法ですから。

※今ではヨガというものの定義が広がりすぎて色々まぜこぜにはなっていますけど。。。

それもひっくるめてヨガとしています。

 

そんな訳で、今の僕が継続的な不調に陥る事ってないんですよね。

 

 

 

で、肩こりの話は。。。??

 

話を戻しますと、僕は肩こりになったことがありません。

肩こりの人の気持ちは分かりません。

でも、実際に僕のレッスンを経て肩こりが肩こりがなくなった人はとっても多いです。

常時頭痛薬を持っていた頃が嘘のよう

肩の痛みが激減しました

毎回身体が変化するのが実感でき、楽しみです

 

これって、肩こりを治そうとしたわけじゃないんですよ。

僕が知っているのは、肩こりのない心地よく力強い身体の状態です。

そこに生徒さんを連れて行っただけなんです。

そしたら、勝手に生徒さんから肩こりがなくなっただけなんですよね。

 

もちろん、僕のどういう誘導によって生徒さんの肩こりがなくなったかは僕自身の経験になるので、自分自身が肩こりを改善した経験はなくとも、肩こりに悩む人を改善した経験は持っています

そして、良くなる生徒さんが多くなればなるほど経験値が上がっていくため、レッスン内容の精度は上がり続けます。

結果として、肩こりが治せちゃう様になります。

とはいえ、肩こりを治す事をウリにする気は全くありませんので、お間違えのなきよう。

 

僕がしたいのは、あくまでも心地よく力強い身体の状態に生徒さんを連れていく事です。

さらに言えば、生徒さん自身が心地よく力強い身体の状態を自力で作れる自分になってもらう事です。

 

 

お前の話はいいから、とっとと肩こりがなくなる方法を教えろ

 

というツッコミがくると思いますので、最後にいくつかご紹介しますね。

首のストレッチで引っ張る事と緩めるの事の違いを感じてみよう

首コリがヒド過ぎる時に

動画 ~肩こり解消のストレッチ

お手軽肩こり解消ポーズ ~たまには簡単な方法を紹介してみたりして~

壁を使った肩甲骨を滑らすポーズ

せっかく肩を回すならこんな感じで

肩こり解消に向けて後屈を

 

あ、後YouTubeでは11月15日の20:00にアップ予定の首関連の動画があるので、ついでにこっちで先出ししておきますね。

首が詰まってしまう人へ~安全に効果的に伸ばせるストレッチ法~

 

多分リンクで動画見られると思うんですけど、映らなかったら15日までお待ちくださいませ。

 

 

以上、お付き合いいただき、ありがとうございました。

このブログの執筆時間は約2時間でした。

コストパフォーマンスで考えるとあまり良くない記事ですけど、やっぱり楽しいからたまにこういうの書いちゃうですよね。。。

 

最初と最後の2段落だけでも意味が通じると思いますが、上から通しで読んでくれた人には顔晴るジムの在り方までが全部伝わったと思います。

 

今回、何か感じてくれる方がいらっしゃれば、是非とも感想お願いします!!

 

 

 

 

■お知らせ

12月7日(土)

ワークショップ:練習が10倍効果的で楽しくなる「ヨガの基本」  ~2019年冬版~

 

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