品川区 ヨガファミリーです。

 

※今回は辛口コメントです。ご容赦ください。

 

NPO法人パルレの平成30年度第4回啓発講演会、
『ADHDの理解と支援~幼児期から成人期まで~』を聴きました。


発達障害への関心理解は年々高まり、

子どもと関わると必ず出てくる単語といっても
過言ではないと思います。
私自身、ADHD(注意欠如・多動症)の子どもとの関わりがあるので、

正しく知りたいと思い受講しました。

正直なところ、「コツコツ」「前もって」をモットーとし、

時には周囲が見えなくなるほど集中する私には、

ADHDの方の特性は、歓迎できるものではありません。

しかし、講演の中で「できることできないことを判断して、

できないことは人に相談できる。

これは、大人になるまでに誰もが身に付けたいことです」

と言われハッとしました。
脳の働き(この言いかた適切か分かりませんが)は違っても、

目指すことは皆一緒なんだと。

この子は「発達障害だから」「ADHDだから」と言う目で見るのでなく、

「集中して話が聞けない」「片付けられない」など

目の前の事柄(困りごとですが)を見たらいいんだと思いました。
私だって「予定外の行動にうろたえる」「空気読めない」「周囲が見えなくなる」
「怒ると言葉使いが最悪(ここで書けないくらい)」と、欠点だらけ…。

「個性だから」と言われると腹が立つけど(言外に「多めにみてよ」、を感じるから)、
「欠点は誰にでもある」と考えれば、少しは理解できるかも。

「発達特性は生まれつきのもの。
でも、成人期までにどう育つかは育て方次第」

周囲の理解を得たいと思っているのなら、
そのような子どもを持った親御さんは、
上記の言葉を、心に留めておいていただきたいです。
(偉そうですみませんが、私の本音です)


理想論だけど、

発達障害の人の生き方を周囲が本当に理解したら、

誰もが生きやすい世界になるのでは、と思います。