先日ニュースで話題になっていた、ローザンヌ国際バレエコンクールでの菅井円加さんの優勝
いやはや、ゴールドメダルとはびっくりしました
これってとってもすごいことなんですよ
そもそもローザンヌ国際バレエコンクールとは、ジャクソン国際、ヴァルナ国際、モスクワ国際と並んで世界4大バレエコンクールのひとつに数えられ、新人バレエ・ダンサーの登竜門となっている、世界的にとっても有名なコンクール。
そんな国際的なコンクールに日本人がと思われる方、日本人を侮るなかれ、
日本からは毎年多数が参加し好成績を収めているんです
過去には吉田都、熊川哲也、上野水香、中村祥子…今では世界的に名だたるダンサー達が入賞してきました
なんと光栄なことに、中村祥子ちゃんとは一緒に練習してきたので、今でも仲良くさせてもらっています
私の周りには沢山尊敬すべき友人がいますが、祥子ちゃんはその中でもワールドワイドで圧勝です(笑)
まず私が彼女を尊敬する一番のポイント、それは努力する才能が半端ないという所です。
祥子ちゃんは足がすごい長いとか、決してスタイルに恵まれているわけではないのですが、
どんなコンプレックスにも臆することなく、ただただバレエを愛する姿勢はホントにあっぱれでした。
自分の道を信じて、誠実に、ズルをすることなく、真っすぐにバレエに向き合っていました。
毎日誰よりも練習を重ねて、1に努力、2に努力、3・4がなくて5に努力(笑)
そのストイックさはイチロー選手とかぶるものが私の中であります。
一方要領のいい私はズルが大好きで…(というのは置いといて)
やはり何かを成し遂げるためには、誰よりも抜きんでるためには、誠実に努力することなのでしょう。
でも人間、これがなかなか難しい
意識的に行動しない限り、楽をする方に逃げてしまう生き物なので…
よく、オリンピック選手とかを論評する時に
「1%の才能と99%の努力する才能があった」
とか言いますよね。
ただの名言かと思いがちですが、私は祥子ちゃんを小さい頃から現在まで目の当たりにすることで、この言葉が本当であるということを身に叩き込まれました
元来、日本人は努力好き
私も常に「努力」しないとなぁ~と改めて痛感させられたニュースでした
ところで、気になる菅原さんの踊り
YouTubeでどうぞ~ (31分辺りを観てください)
http://
いやはや、とても成熟されたものを感じます
し・か・し、大腿四頭筋(前太ももの筋肉)が発達しすぎですね…
彼女の踊りの安定感はここからくると思えば納得ですが。
と、クロードベッシーのように辛口批評してみたりして
クロード・ベッシー
長くパリ・オペラ座バレエ学校の校長だったことで知られているが、日本では「ローザンヌ・ バレエ国際コンクール」のテレビ放映での爆笑ものの辛口コメントが真っ先に思い浮かばれる、有名女史。