ヨーグルトと言えば健康に良いというイメージが定着していますが、ほとんどの日本人はヨーグルトの選び方や使い方が間違っているようです。![]()
そこで適切なヨーグルトの選び方と使い方をご紹介したいと思います。
そもそもヨーグルトが健康に良いと知られるきっかけになったのは、ブルガリアの長寿村がヨーグルトを食べていることが研究者によって公表されたからでしょう。
そして、ヨーグルトが健康によい理由は「乳酸菌」のためであることが科学的に明らかになり、それは今や多くの人が知るところです。
テレビCMではヨーグルト商品は連日宣伝されていますし、健康のために市販のヨーグルトを毎日食べている人も少なくありません。
しかし、ここからが問題です。
品質の問題
市販のヨーグルトの品質は果たしてブルガリアのヨーグルトと比べるとどの程度のものなのでしょうか?
失礼ですけど、おそらく市販のヨーグルトを健康に良いと信じて、毎日食べている人ほど品質など考えたこともないと思います。
大手食品メーカーにとって最も大切なことはヨーグルトを大量に売って利益が出ることです。
ですから乳酸菌の質と量についてはどうでもいいのです。
実際は安くて質の悪い牛乳をさっさと固めて大量生産しているだけなのです!
では、健康に良いヨーグルトを食べたい人はどうしたらいいのかと言いますと、
少し面倒かもしれませんが、ご自宅でヨーグルトメーカーを用意して、質のよい牛乳を信頼できる菌で発酵させることが大切です。
もし、そのヨーグルトがご自分に合っていないと思われたら、菌の種類を変えてみましょう。
それでも合わないと感じるのであれば、ヨーグルト自体が体質的に合っていないのかもしれませんね。
アーユルヴェーダ(インド医学)では体質的(カパ体質)に「鼻炎、蓄膿症、気管支炎、喘息」などの症状を持つ方はヨーグルトを食べると症状が悪化するので控えるように言います。
また、そうしたはっきりした症状を持たない方でも、心身に重たさを感じるのであれば控えたほうがよいでしょう。
(*アーユルヴェーダ的にはヨーグルトはカパとピッタを上げ、ヴァータを下げる)
次に日本人が間違うヨーグルトの食べ方についてご紹介します。
理想の食べ方
ヨーグルトの歴史が浅い日本ではほとんど知られていませんが、ヨーグルトと果物を一緒に食べていたら、それは間違いです!
アーユルヴェーダではヨーグルトと果物(酸味)を一緒に摂るのは禁忌とされています。
消化に悪いからです。
ついでに言うと、牛乳と果物も一緒に摂るべきではありません。
インド料理店に行くとラッシーという飲み物がありますが、
このラッシーという、水とヨーグルトを半々くらいの割合で混ぜた形で飲むのが勧められます。
こうすると重たさ(カパ体質)が増えにくくなります。
ただし、砂糖を入れると重たさが増えるので、甘味を加えるとしたら非加熱のハチミツがいいです。
あるいはシナモン、クローブ、カルダモンなどの爽やかなスパイスも美味しくて、カパの増加を緩和してくれます。
最後に
個人的な意見ですが、私はヨーグルトよりも味噌(ただし天然醸造もの)のほうが日本人には合っていると思います。
同じ発酵食品であるからというのではなく、日本人の体に馴染んだ風土食であるからです。
我々の先祖は日本の風土に生きる子孫のために、私たちの体に合ったものを代々受け継いできてくれました。
ヨーグルトの効果を科学的に分析すれば「乳酸菌」ということになるのでしょうが、
もう一つ見落としたくないことは、ヨーグルトはブルガリアの風土に合ったものだから、彼らには適していたのではないかということです。

