皆さんこんにちはキラキラ

 

淀屋橋心理療法センターのスタッフ、うえずです

 

私には今年の4月から小学一年生になった息子がいますチューリップ赤チューリップ紫チューリップオレンジ

音譜ピッカピカの~、一年生です音譜(歌ってしまう年代です)

 

三人兄弟の次男で、とてもこだわりの強い子。

いつもお調子者で、友達も多い息子

好きなレゴやブロック、お絵かきや読書には時間を忘れて、

ガッツリのめり込んでしまう・・・

過集中気質の6歳です。

 

そんな息子が、小学校に入学して3週間目に起こった…

「学校に行きたくない」…4日間の不登校のお話しです。

 

 

その息子が入学して2週間ほど経って

「学校に行きたくない」と言いだしました

私は

「どうしたの?何かあった?」

と聞きますが、

「なんもないけど、疲れたの!!」

の一点張り。

 

慣れない環境に本当に疲れたのもあるのだろう

と思いつつ、息子の顔が少し暗いのが心に引っ掛かりました。

 

 

私は、淀屋橋心理療法センターに入社して、多くの勉強会や

カウンセリング治療説明会に

参加する機会に恵まれました。

不登校、引きこもり、摂食障害、リストカット、ゲーム障害

家庭内暴力、などなど・・・メモ

 

私はこれらの機会を通じて

当センターの所長であり精神科医の福田俊一や

臨床心理士の福田俊介から子どもとの向き合い方や

淀屋橋心理療法センターのカウンセリングによる回復事例から

福田俊一の家族療法メソッドを学んできましたクローバー

 

所長や臨床心理士がいつも勉強会で

お子さんのことで悩まれる親御さんにお話しするのが

「親子の会話の大切さ」

です。

何気ない親子の会話、雑談の中に子どもの成長の芽を大きく育てる

ヒントがあるんだとよく話しています。

「その子の得意な会話にのってあげること

イキイキと話す力が問題解決に導く、『自主性』を育てる力になる」

ことを、数多くのカウンセリング事例からも勉強させていただきました。

 

 

私は淀屋橋心理療法センターの

所長や臨床心理士の福田俊介のアドバイスなどが記憶に残っていらので

まずは息子に何気ない声かけをはじめることにしました。

(以下、ニコ私・おねがい息子)

 

ニコ「今日は〇〇(息子)の好きな、たこ焼きだよ」

爆笑「カブトムシの幼虫、大きくなってるね」

ニコ「週末にパパに〇〇(息子)の好きな本を買ってもらおうか」

など、息子の興味のありそうな声かけをしました。

 

息子は私の投げかけた言葉に

ニコニコ「たこ焼きうれしい!ありがとう」

ニコニコ「へーどれどれ幼虫がサナギになってる!!」

照れ「本、買って買って!これと、これと、これが読みたいの」

と、のってきました。

 

 

でも、一番聞きたい・・・学校のことを話そうとすると・・・

「だから、やだって!つかれたの」と心をシャットダウン悲しい

会話は思うように続かず、なぜ学校に行きたがらないのか分からないまま。

 

 

どうすればいいか考え込んでしまった中で、、

所長の言葉を思い出して私なりに考え、息子への接し方を見直しました。

 

「その子の好きなアニメやゲーム、アイドルやファッションの話しなどを勢いよく話せるようにしてあげる。

イキイキと話せるようになることが必要」

 

淀屋橋心理療法センターでは、その子の性格を分析し、その子にあった方法で

お子さんを元気にしていきます。

一概に「これをすれば不登校や摂食障害、リストカットが治る!」と言った魔法のような、薬のようなものは残念ながら存在しませんよね。

 

だからこそ、医師や臨床心理士のカウンセラーは、その子の性格や問題点

生きづらさを詳細に分析し、的確にアドバイスしていくのです。

その問題解決の糸口の一つが「会話」なのです。

 

 

 

親子の会話から見えてきたもの

 

さて、私は、、

タイミングを見て、夕食後、本を読んでいる息子に話しかけてみました。

これこそは!という、息子が大好きなトピックを引っさげてキラキラ

(以下、ニコ私・おねがい息子)

 

ニコ「〇〇(息子)の好きな本にあったよね、

妖怪で、ぬらりぴよんっていたよね?」

 

口笛「え!?ぬらりぴょん?((笑))

ママ、違うよ~ぬらりひょんだよ!(笑)

ぬらりひょんはね、○○の妖怪で、○○が特徴なの!・・・あ、ママ!!アジダハーカーって知ってる?ゾロアスター教の首が三つの竜でね〇△□×※・・・」

 

…と、私がわざと間違えて「ぬらりぴょん」と言ったのを訂正しながら

自分が好きな話しを10分、20分、30分と…続けて話しました笑ううさぎ

これを2~3日続けると、自分から

おねがい「ママ、今日は恐竜の話しをしよう」

と言ってくるではありませんか飛び出すハート

 

正直、私は、

妖怪や神話、恐竜の話しが得意ではないので…

ちょっとしんどかったですが((笑))

でも好きなことをイキイキと話す我が子を見ると

やっぱり嬉しいものですね。

 

話しが盛り上がって

信頼感を得た私は、ここで本題に踏み込みました!

ドキドキしながらも冷静を装って・・

 

ニコ:「あのさ、学校でなんかあったの?

毎朝行きたくないって泣くからママ心配なの」

 

ショボーン:「お友達の○○くんが、頭をグーで頭殴ってくるからイヤなの」

びっくり:「え?!教室で?」

ショボーン:「うん。。休み時間に。」

ニコ:「何回くらい?」

ショボーン:「毎日だからわかんない」

ニコ:「やめてって言った?」

ショボーン:「だってこわいんだもん…言えないよ」

ニコ:「そうだよね。つらかったね」

ショボーン:「あした学校休んでいい?」

ニコ:「もちろん。でもママ、先生に伝えるね」

おねがい:「おっけー」

 

 

 

息子が話してくれたお陰で

私は無理に学校に行かせることはやめました。

自宅で4日程ゆっくり過ごさせて、心のパワーが戻ってくるのを待ちました。

その間に、担任の先生や教頭先生も動いてくださって

学級の子どもに「人に手をあげることはいけないことだよ」と伝えてくださいました。

 

先生方の見張りもあり、その子が手をあげることはなくなりました花

今はそのお友達と仲良くなりましたニコニコ

 

こだわりの強い子は、

中々自分の素直な気持ちが伝えられなかったり

プライドが邪魔をして弱い所を見せることが出来ないのかなと思いました。

でも、ママは話せる相手だと気付いてもらうことで、いじめや不登校の問題が深刻化しなくて済んだのかなと感じます。

 

もちろん、このように問題がスムーズに解決できるものばかりではないと思います。

お子さんの年齢(特に思春期)によっては、問題がさらに複雑化・深刻化したり、

上手くお子さんと話すことが難しかったり、

我が子が何を考えているかわからないという親御さんも多いと思います。

 

大切なことは…

親御さんがおひとりで無理をしすぎないこと。

やはり、おひとりで悩まず、ご家族や友人、

時には専門家やカウンセラーに相談することが大切ですね。

大人も同じく話すことで、問題解決の道は開けてくるなと実感したのでしたニコ

 

淀屋橋心理療法センターではオンラインでのカウンセリングや

事前相談もあります

 

「子どものことを助けたい」と真剣に考える親御さんと共に

問題解決をしていきたいと思っています星

 

 

 

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【公式】淀屋橋心理療法センター|不登校・摂食障害・うつ 親御さんとの家族療法カウンセリング大阪府豊中市の淀屋橋心理療法センターは、お子様の不登校や摂食障害(過食・拒食)、うつ、リストカット等の困難に対し、親御さまへの家族療法という手法を用いて解決を目指すカウンセリングセンターです。1983年の開所以来、どこに行ってもお手上げだったというお悩みのご相談を全国各地よりいただき、解決に導いています。リンクwww.yodoyabashift.com

 

 

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