皆さんこんにちは

淀屋橋心理療法センターのスタッフ、うえずですチューリップオレンジ

 

季節は春ですね🌸

 

お子さんも新しい学年、学校、また社会へとステップアップしていくこの時期

「うちの子、大丈夫かな?」

「新しい環境でちゃんとやっていけるのかしら」

と心配になっている親御さんも多いと思います。

 

 

今回は、

淀屋橋心理療法センターの所長であり、精神科医である

福田俊一著書の「しぐさで子どもの心がわかる本」の内容から一部をご紹介します。

お子さんの反抗的な態度でお困りの方必見です歩く

 

出典:しぐさで子どもの心がわかる本: 何気ないそぶりにも意味がある! | 福田 俊一, 増井 昌美 |本 | 通販 | Amazon

 

 

 

 

お子さんが「反抗的な態度をとる」

福田俊一著書の「しぐさで子どもの心がわかる本」によると

 

人は、

しぐさや、行動、何気ないそぶりから

それらが、どんな気持ちからくるものなのか

知ることができるようで

 

なるほど!反抗的な態度から来る気持ちとはどんなものでしょうか?

また、反抗的な態度をとる子どもに、親はどう対応したらいいのでしょうか??

それでは、ご一緒に見ていきましょう

 

 

 

幼児期の場合

 

幼児期の場合、

2~3歳の「イヤイヤ期」など

幼児期で反抗的な態度を取る時期がありますね。

言葉に上手く出来ないイライラや、自分の思い通りに

物事が進まないことで

反抗的な態度を取ってしまうことがしばしば見受けられる年齢です星

 

この場合の対応策として・・・特に私の印象に残ったのが、

お子さんへのスキンシップがとても効果的なんですうさぎのぬいぐるみ音譜

 

・膝のせてあげる

・抱きしめてあげる

・頭をなでてあげる

・コチョコチョとくすぐり遊びをする

など

 

子どもは自分が親から愛されていることを

スキンシップを通じて実感します

 

妹や弟ができて来る子も多くいます

スキンシップでしっかり心を満たしてあげましょう。

 

 

 

小学校低学年の場合

 

 

また、小学校低学年になると

「返事をしない」

「知らんぷりをする」などの態度も見受けられます

お困りの親御さんも多いのではないでしょうか?

 

我が家の息子も

何度呼んでも返事がない時もしばしばあせる

母は落ち込みますが

当の本人は

「あ、聞こえてなかった~ごめんごめん~口笛」とよく言っていますガーン笑

これも自我の芽生えなんですね。

 

この本にはいろいろな対応策が書かれていますが、私の心に響いたのが

スキンシップや優しい声かけがとても効果的ということです。

 

・「どうしたの?」と優しく声をかけてみる

・嫌がらない範囲で抱きしめてあげる

・ハイタッチをする

・頭をなでる

 

などの

日常の些細なスキンシップで

子どもの気持ちがほぐれていくことがあります。

 

心を許している、親御さん(特にお母さん)に反抗的な態度を取る

ということは、何か不安があったり、心の中に不満があるのかもしれません。

それを、スキンシップや優しい声かけでアプローチすることは、

不安を話せるきっかけになることでしょううさぎクッキー

 

 

小学校高学年・中学生の場合

 

 

小学校高学年や中学生からは

いわゆる思春期の「反抗期」です。

 

精神科医の福田俊一は著書でこのように述べています。

 

”小学校高学年から中学校にかけての反抗は「成長の証」と言われています。いわゆる自我の芽が伸びて、自己主張を始める頃だからです”

【精神科医・福田俊一】

 

この本の中で私が印象的だったのは

この時期のお子さんへの対応策で

日常の何気ない会話、雑談を大切にしましょう。というところニコ

お子さんが積極的に話してくれる話しのネタをいくつか持っているといいですね

(例・ゲーム、好きな芸能人、時事ネタ、スポーツ、ファッション、音楽など)

 

日常での自然なスキンシップ(頭なでなでやハイタッチなど)も喜ぶようであれば

取り入れてみるのもいいですね照れ

 

 

特に反抗期のお子さんに注意していただきたいのが、

一方的に、頭ごなしに叱るのはNGです。

これはどの年齢のお子さんにも避けたい親の行動ですが

特に、自己主張が強くなり、自我が芽生えてきている

小学校高学年・中学生のお子さんですから

本人の意見や、主張もしっかりと聞いてあげることが必要です。

 

「話しをする度にぶつかる…」と

お悩みの親御さんは特にこのことを意識していただけたら

お子さんの接し方や見方も変わってくると思います花

 

お子さんと話しをしていて、よくぶつかることも多いのが反抗期ですから

親はどーんと大きく構えて、上手くかわす方法も身に付けたいものです笑

 

しかし、もしお子さんがこのような最近このような態度をとりはじめたら

注意が必要です

 

・親を避ける

・反抗がますますひどくなった

・部屋にこもってしまうようになった

など

 

これらのことが深刻化してくると、

不登校や引きこもりなどに繋がることがあります。

反抗期でも、お子さんが今どのような様子なのか、その行動を

しっかりと見ていてあげたいものですね。

 

 

 

親御さんの精神状態も整えよう

 

お子さんの反抗的な態度に

ついつい親もイライラしてしまうことはありませんか?悲しい

親も気持ちに余裕がないと、

子どもの反抗的な態度にカチンときてしまうものですよね泣くうさぎ

 

反抗的なお子さんの問題を解決するためには、

先ほどご紹介した

「子どもとの接し方のテクニック」も必要ですが…

しかし、それと同じくらい

親御さんの精神状態がとても重要になって来るのです。

 

親御さんだけで悩んでいると

お子さんの問題点ばかりが気になって

ついついイライラしてしまいますあせる

 

まずは

深呼吸!ニコ爆笑

 

そして、抱えているその問題を

家族や、友人、

または、専門的なカウンセラーに相談するのもいいでしょう。

話を聞いてもらうと、問題を整理できたり、

親御さんの精神状態を整、問題解決の糸口が探しやすくなるでしょう。

 

 

 

反抗的なお子さんには、ぜひスキンシップと

優しい声かけを試してみてくださいね♪

 

 

【関連記事】

『PHPのびのび子育て』(2019年7月号)に、当センター所長の福田が執筆した「なぜ、親の『口ぐせ』で子どもの性格が変わるのか?」という記事が掲載されました。

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