♯29 国見岳(川辺川源流点補修、山頂直下テン場清掃) | 九州脊梁山地を楽しむ会(Route-445club)

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ゴールデンウィーク期間中のYAMAPの活動日記を拝見している限り、川辺川源流点の塩ビニールパイプが抜け落ちているようだ。

この山域での貴重な水場である為、補修が必要。

さらに山頂直下のテン場で最近直火焚火をし消えカスの炭を残置されるという心無い登山者もおられようで、放置していると負のスパイラルを生みかねない為、早急な除去作業が必要だ。

上記2件のミッションを叶えるべく、Rさんに同伴をお願いした。

 

とぞの谷橋近くの平家山登山口より出発。ジキタリスの花が迎えてくれた。

平家山登山口をスルーし、そのまま林道を直進。後平家山にダイレクトで登れそうな取付き点を探した結果、この涸谷より取付く。

50m程度急斜面を登り、自然林の尾根に出る。

植林帯と、、、

自然林を交互に歩きながら、、、

朴葉を1枚拝借し遊びながら、、、

後平家山~椛木富士の尾根に出合う。此処から国見岳山頂までは天国ロードですね。

癒される稜線。国見岳新登山口からの入山が不可である為、現在平家山登山口からの入山が増加したお陰で踏み跡(トレース)が濃くなりましたね。

ブナの巨木もさる事ながら、イチイの巨木も点在します。この巨木の幹回りは4m80㎝ほどありました。

川辺川源流点に着きました。確かに塩ビパイプが抜け落ちてます。皆さん、採水が大変だったでしょう。

Rさんと二人で塩ビパイプを取り付けました。

界隈の大山蓮華の蕾はまだ固く、見ごろは6月20日前後か??

次のミッションは山頂直下のテン場の清掃。画像は直火焚火の跡です。複数回の焚火がされているようで、かなりの量の炭が残置されていました。このまま残置されると今後も同様のケースが続く事が予想される為、炭は持ち帰る事としました。

折角のふわふわテン場も地面は焼け焦げました。再生するには長時間の期間を要する事でしょう。別の箇所の炭撤去もした為、45Lの袋はいっぱいとなりました。同伴したRさんが持ち帰りました。

山頂でRさんと。

下山路はピストンせずに、椛木林道マタロク谷入渓ポイント近くに向けてまずは下山します。

バイケイソウが一面生い茂っております。

奥が夫婦山、南平家山方面。

思惑と違うポイントに下山し、林道に下りるに苦労しました。今後は終点に向けて林道をのぼり上がります。

林道は段々と崩れてきております。念のために持参した虎ロープが役に立ちました。

残置されている廃トラックが林道終点の目印。此処までくるとひと安心。あとは下るだけ。

南平家山そばの緩やかな尾根を下ります。

標高を下げると植林帯に変わりますが、急斜面もなく、登りでも下りでも使えそうな尾根です。

最後は荒れた沢を30分ほど慎重にくだり、とぞの谷橋へ向かいます。

とぞの谷に到着しました。

Rさん、お付き合い頂き誠に有難うございました。また下山時は重たい残置炭をお運び頂いた事にも感謝申し上げます。