こんにちは、ちかこです。
訪問ありがとうございます。
夏本番ですな。今日も暑いですわ。
さて、今日はいまこことか、非二元とか、そんなお話をしましょうか。
そもそもいまここにいるとか、いまここを感じるとかって、そんなに大事？
それって、ノンデュアリティに必要？
いまここを感じるってことをして、いったい何になるの？
苦しみから抜けられたらそれだけでいいの。
今起きている問題が解決できたり、嫌な事が起きなくなったり、
幸せに成れたり、思う通りになったらそれでいいのよ。
なんてお考えの、そこの奥様方！
まず、嫌な事もいいことも、思考のジャッジってだけで、
起きて来ることには何の意味もありません。
だけどやっぱり、嫌な事は避けたいと思うのもわかります。
幸せを求めるのも、今の問題をどうにかしたいのも、
さらに、思い通りにいかせたいのもわかりますが、
そもそも、コントロールできないので、思い通りになんていきません。
ということが腑に落ち、コントロールしようという思いを手放すと、
まずそこで、随分と楽になります。
で、多分、苦悩していることが辛いので、苦悩から逃れたい、
というのが、そもそもの願いなんだと思うんです。
だからこそ、ノンデュアリティの探求が始まったのではないかと…。
そこで、いまここを感じるってことを推奨しているのですが、
なぜか？ということについて、ちょっとお話してみましょうか。
前に、多分、阿部敏郎さんだったと思うんだけど、
分離感があるから、寂しさや不安を感じると言っていたような…。
分離感とは、私と外側の世界は一つではなく分離しているって感覚。
多分、ほとんどの方がそう思っていますよね。
私がいて、世界が在る。私がいて、相手がいると。
この分離感ですが、そういう錯覚をしているだけであって、
もともとは分かれていない、だからこそ、非二元と言っています。
2元ではないということです。
そもそも、この非二元である全体そのものが私たちです。
まあ、私って概念すらそこにはないと思いますが…。
で、何がいったい分離感を漂わせているかと言えば、思考や感情です。
思考で、私が、僕が、俺が、自分が…と、分離している錯覚を起こさせるのです。
あの人のせいで、私は苦しめられている…とか、
私のせいで、こんなことが起きている…とか、
子どものために、私がなんとかしてあげなくては…とか。
私と対象の何かがあるって、そう思い込ませているのです。
で、苦しみが生まれてくる。ついでに、罪悪感だの、後悔だの、
期待だの、悲しみや寂しさ、憎しみや嫉妬などなどの感情も出てくる。
それがさらに、ドラマ仕立てにしていくわけです。
で、この思考を挟むことのない、いまここの単なる現われを、
ただ、聴いている、観ている、味わっている、嗅いでいる、触れているという、
五感での感覚そのものが現れている時、
そこにはジャッジする思考もなく、思考がないので「私」という
全体と分離している個の自分と言う錯覚も消えるのです。
つまり、分離感がないというわけです。
分離感があると、寂しさが生まれる。何かと繋がっていたいと思う。
愛情を求めたり、承認欲求が出てきたり、人と比べたり。
繋がっていないと感じているため、不安も出てくるし、
不安定な感覚もある。だから、安心したい、安定したいと思う。
分離感があるから、満たされていないと感じて不満が出てくる。
だから、不満を解消しようと、何かを求め彷徨う。
今ではダメだ…と、未来に期待したり、逆に不安になったり。
さて、先ほども言いましたが、いまここの思考が挟まない現われでは、
分離感がないわけなので、上に書いたような不満、不安、寂しさなどが
現れてこないんですよ。
全体と繋がっている…というか、全体そのものなので、
満たされているし、安心だし、とても穏やかなんです。
もともと、分離していないので、そっちが本来と言えば本来…。
まあ、分離したことなど一度もないので、思考が出ている時も分離はしていないのですが、
分離しているという錯覚はある。
なので、いまここを推奨しているのです。
分離していると思い込んでいると、苦悩も生まれます。
（苦悩しているような感覚がただ湧いているだけなんですけど…）
リアルに感じるので、そこにはまって抜け出せないような、
ストーリーにどっぷりとはまり、ますます苦悩がでかくなるような感じになる。
それは思考と共にセットで現れる感情などで感じるものだから、
思考のないいまここをただ感じるっていう時は、苦悩は消えるわけです。
一瞬にして、いまここでただ感じるってすれば、苦悩から抜け出せるわけです。
最初に書いたように、皆さん、苦悩から抜けたいんですよね？
安心したり、幸せになったり、問題を解決したいんですよね？
いまここには、思考で作る問題ももちろんありません。
だって、思考を挟まないところですから。問題解決というより、
問題自体が消えてしまいます。
苦悩もない、問題もない。不安もない、心配もない。
はて、いまここにいるだけで、すべて叶いましたけど？
でも、エゴさん（思考）は、そんなことで何が解決したというんだ？
現実逃避だ！何も問題は解決していないぞ！と言うかもしれません。
だけど、その思考も、単なるジャッジの思考。分離していると思い込んでいるだけ。
本来の、全体である私でいれば、つまり、いまここにただいれば、
分離感も消え、ジャッジも消え、安心感や、満たされている感覚、
静寂などがある...。。
だけど、私たちは2元の世界に生きてはいる。
ストーリーの中に居続ける。多分死ぬまで。（死んでからのことはわかりません）
そのストーリーは、どれも思考が作り上げた幻想なのだからと、
俯瞰して観ていれば、そこまで苦しむこともなくなってくる。
ジャッジの思考は、嫌な事が起きたとか、いいことが起きたとか言うかもしれない。
でも、そんな思考が湧いただけのこと。
そんなこんなで、ノンディアリティを深めて、腑に落ちてくると、
楽になってくるわけです。
で、時々は分離感という錯覚がないいまここで、寛いで下さい。
本来は分離などしていない、全体があるだけですから。
癒し、安心、平穏、至福、静寂…。そこで、寛いで下さいな。
ああ、思考で作っていた幻想に惑わされていただけで、
分離などしていなかったと、いつか腑に落ちる時がくるかもしれません。
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