だいぶ涼しい日が増えてきました。
ここのところ、雨に降られることも多く、傘が手放せません。
さて今日は、最近読んだ本をご紹介します。
「経営パワーの危機 ~会社再建の企業変革ドラマ~」
三枝匡 著
この本、ある税理士の先生が読んでいると紹介しているのを聞いて、
どんな本だろうと思って調べてみたら、面白そうだったので買ってみました。
この本の紹介文はこんな感じです。
変革をリードする経営パワーを持つ人材が枯渇している。倒産寸前の会社に若き戦略型リーダーが舞い降りて、ついに成長企業に蘇らせる!実話に基づく迫真のケース。前著『戦略プロフェッショナル』より進んだ戦略手法の応用から抵抗勢力との闘い、リーダー育成法まで実践解説。
買ってから驚いたのですが、書かれてから20年くらいたっているのに、
ぜんぜん色あせていないんです。書かれたばかりだと言われても分からないと思う。
とはいえ、即買いしたものの、そんなに期待していたわけでもないし、
届いてからも、1週間ほど置きっぱなしでした。
しかし、読んでみたら、ハマった!!
主人公、伊達陽介が同世代だということもあるだろうが、
自分が悩んでいることのひとつの回答が示されているように思ったことが
大きかったのかもしれない。
共感できたといっても、伊達陽介は一部上場企業に勤務するサラリーマンで、
同期では出世頭。
せいぜい60人の会計事務所に勤める私とはずいぶん違います。(汗)
会計事務所やコンサルタントの悩み、特に若い世代に多いと思うのは
社長に意見を求められるけど、
社長の経験がない私に社長にアドバイスが出来るのか? ということ。
お客様・クライアントは、中小企業といえども社長。
社員は少なくても人の上に立ち、その経営判断が会社の業績を左右する。
借入するとき、リースする時など、個人保証を当然に求められ、
もし倒産でもすれば、場合によっては個人財産もスッカラカンになるかもしれない。
そういうリスクを背負って、会社経営をしている社長たちは、
確かに専門分野についてはそれなりに知識もあるし、勉強もしているが、
我々のような単なる中小企業のサラリーマンとは違う景色を見ているのでは
ないだろうか。
いつもそんなことを思っていたのだが、本書はまさに同じ問題に直面していた。
新日本工業の財津社長は、伊達陽介を売上数億円の子会社に社長として送り込む。
大赤字のこの会社を建て直し、50億、100億円企業へ甦らせるため。
いろいろな問題に直面し、あるときは論理的に、あるときはウェットに
問題を解決していき、見事成長路線に乗るという話である。
やはり、経営を学ぶには、小さい組織でもよいから「経営」を
実体験すべきなのではないだろうか。
やってみたいと思わないでもない・・・
でも、子供4人を抱えて、そんなリスクのあることも出来ず。
せめて、その気概だけは忘れないように、
お客様へのサービスを提供していきたい。
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弊社では、商蔵奉行を中心とした販売管理システムと在庫管理のアドバイスを
行なっています。なかなか自社だけではうまく解決できないという経営者の方は
一度ご相談ください。
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依田(石井)公認会計士税理士事務所 /株式会社 フシ総合研究所
担当: IT経営支援室 古屋
メール:shop@fushi.jp
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