得意先・商品・担当者での集計に加え、もう一つ別の視点を加えたい!~プロジェクト~ | 依田会計IT室長によるOBC奉行活用術

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OBC商蔵奉行を中心とした奉行シリーズの最新情報や活用方法を紹介しつつ、中小中堅企業の経営とITの融合を目指してみたり、みなかったり。。。


今回、あなたの会社で夏のキャンペーンを実施する事になりました。

得意先や商品は従来と同じですが、キャンペーン期間中は特定の商品について通常より安く販売する事にしました。

営業のみんなが頑張ったお蔭で、キャンペーン中は会社としての売上は多くなり、今回のキャンペーンの担当者別売上高に応じた、表彰することになりました。

さて、あなたの会社の販売管理システムで、どうやってその数字を集計しますか?


実際の会社ではこんな単純な表彰ではないでしょうけど、話を単純化しているので、その辺は深く突っ込まないように。。。 ニコニコ


OBC商蔵奉行では、伝票に「プロジェクト」という入力項目があります。

このプロジェクトという機能は、伝票ごとにあらかじめ登録しておいたプロジェクトを選択する事で、得意先や商品、担当者、と言った項目と同じように集計や検索の対象となります。


上記のような例でも、たとえば「2009夏キャンペーン」というプロジェクトを登録しておき、売上伝票入力時にこのプロジェクトを指定します。キャンペーンの集計をする際に「プロジェクト別・担当者別」で集計をする事で、このキャンペーンでどの担当者がどのくらい売上があったのかが簡単に集計できます。!!

集計のキーとなる項目は、日付や伝票番号のほか、得意先・担当者・商品というのが一般的です。

しかし、これ以外にも別の視点で検索や集計をしたいという場合には、このプロジェクトという機能は活躍します。


依田会計IT室長によるOBC奉行活用術-OBC商蔵奉行-プロジェクト


このような分析・集計の為の視点としてシステム標準の機能で足りるかどうかを、当初導入時把握できているケースはそう多くないでしょう。


これから販売管理システムの導入を検討している方、システムのリース切れが近く、どうしようかと悩んでいる方はプロジェクトのような視点が使えた方が良いのか、普段自社の売上データをどういう視点・切り口で見たいと思っているか、是非思い出してみてください。


その時にアドバイスがほしいと思う事も多いでしょう、相談相手がほしいと思うかもしれません。そういう時は是非一度当社へ。ひらめき電球


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担当:古屋(フルヤ)