コロナ対策、経済復興、国防関連、脱炭素社会etc。
早急に取り組まなければならない問題が山積している日本の未来を文字通り「占う」事になりそうな、自民党総裁選のイベント図を中心に読んでみたいと思います。
マンデン占星術では選挙の話題は割とポピュラーな印象があります。
去年のアメリカ大統領選挙を占っていらっしゃる方を大勢お見掛けしましたし、私も個人的に占断しておりました。大きな選挙は、少し大袈裟な言い方をすれば、国が変わるタイミングのようなものですので、割と明確に読み取れると感じています。占断の練習には良いテーマだと思います。
今回も余計な主観を入れずに淡々と読んでみたいと思います。
「こういう読み方もあるんだね」くらいの軽い気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。
自民党総裁選 投開票日/2021.09.29
※正確な時間は不明のため12:00としています※
新総裁はどんな人?
◆太陽と火星がコンジャンクション。そのまま読むと「男性」をイメージ
本来なら投開票が終了し正式に任命された時間で占うべき所なのですが、流石にそれは不可能なため仮に12:00で設定します。ですので、今回は天体のアスペクトのみを参考にします。
国のリーダーを表すのは太陽です。天秤座6°にあり、火星とオーブ3°でコンジャンクションしています。これは新しいリーダーは「男性」であることを示しているのだろうな、と素直に思ったのですが、候補者の一人である高市さんはバイクや車がご趣味だそうで、男性に引けを取らないパワーとお持ちの方と推察いたしました。
この日は金星と火星がミューチュアルレセプションしている事もあり、ひょっとすると性別ではなく「行動力溢れる人物」を表しているかも?と思いました。
◆水瓶座土星がパータイルなトライン。蟹座月はスクエア。
蟹座月は時間によってオーブが出てしまいますが、スクエアを形成します。「国民からはあまり良い印象を持たれていない」とも取れますが、誰からも愛される政治家というのは稀ですので、ここでは「強い関心を持たれている人」と読みました。熱心な支持者もいれば強い反感を持っている人もいるというイメージです。少なくとも「この人誰?今までどんな事をしてきたの?」という人物ではないと思います。そして、水瓶座土星がパータイルにトライン。土星は老人や伝統を意味しますから、党内で長く政治家を続けている人、特に一族代々政治家をされているような方々から好印象を持たれている方ではないかと思います。
どんな事を求められるのか?
◆牡羊座キロンとオポジション。双子座ドラゴンヘッドとトライン。
絞り込んだテーマを読むにはハウスが確定しないと難しい所もありますが、牡羊座キロンがタイトにオポジションを形成しています。これは積極的に傷を癒していく事を強いられる状況を表している様に読めました。時間が進むにつれキロンは2ハウスへ移動し15:30頃まで滞在します。この間に新総裁が決まれば「経済の立て直し」が一番の課題となる事を示します。ちなみにそれより後へズレるとキロンは1ハウスへ移動するので「日本そのものの立て直し」となり、より難易度が上がってしまいます。
◆ドラゴンヘッドは「取り組むべき課題」を表します。
今年はドラゴンヘッドを含んだ風のグランドトラインが何度も形成され、その度に政府や世論が振り回される事態となってきました。今回は天秤座太陽とオーブ3°でトラインのみですので、スムーズに進みそうな気配です。天秤座も双子座も特にコミュニケーションや対話を表すサインですので、多くの人の意見を参考に良い解決策が見つかったりするのかもしれません。
ここへ個人天体が組み合わされてグランドトラインが形成されると、当人にとっては大吉となります。イベント図のみで形成される場合との違いは、いまいちよく分からないのですが、個人的には作用の仕方が違うなぁと感じています。
◆ちなみに、2020年の総裁選は
余談となりますが、去年の総裁選では太陽が乙女座9°で牡牛座天王星とトラインを形成していました。今年とは対照的にアスペクトはこれだけです。これは権力者の変更は突然に余儀なくされた、ということを表します。そしてどちらも土のエレメントですから、内側へ安定しようとする力が働いています。この時総裁になった菅さんは山羊座4°に木星、7°に火星を持っており、土のグランドトラインを形成しました。急変してしまった内閣を安定させるための抜擢だった事がわかります。さらに彼は、ネイタルチャートでも土のグランドトラインを持っており、彼の土星とこの日の太陽はコンジャンクションも形成していました。星のタイミングとしては、まさに最適だったのだと思います。
それぞれの候補者のトランジット
◆各候補者のトランジット図を読む
※個人のチャートは掲載致しません。生年月日と出身地の情報はWikipediaを参照しました。
まず、岸田さんは太陽が獅子座5°にあり天王星とオーブ2°でコンジャンクションしてます。また、天体の多くが獅子座へ集中しているのが特徴的です。
太陽はトランジットの水瓶座土星とオポジションを形成、権力を引き継ぐには良いタイミングです。また、天王星と土星のオポジションは徹底的に無駄を切り捨てる改革を行います。もし、総裁となった場合、体制は大きく変わってゆくかもしれません。
また、プログレスの太陽は天秤座7°でした。総裁になりたい気持ちは候補者の中で一番強いかもしれません。
次に高市さん。太陽は魚座16°でノーアスペクト。土星と木星が山羊座でコンジャンクションしています。トランジットの山羊座冥王星がコンジャンクションしていて、ここ数年間は強いプレッシャーと大きな成果が現れている時期になります。サインも山羊座ですので、政治的キャリアがこれでもかという程フィーチャーされます。また、火星が蟹座4°で時間によっては月とコンジャンクションします。もし、総裁となった場合は国民が大いに盛り上がる事を意味しているのかな?と思いました。(実現したら、史上初の女性総裁ですものね)
そして河野さん。太陽は山羊座19°、満月頃の生まれです。水瓶座に水星が6°、土星が10°と緩めにコンジャンクションしています。こちらはトランジットの天秤座太陽/火星と双子座ドラゴンヘッドと合わせて風のグランドトラインを形成しています。土星はコンジャンクションで2度目のサターンリターン中、ちょうどキャリアや人生の転換期を迎えている事になります。
また、出生時間にもよりますが月が蟹座でトランジットの蠍座金星/魚座海王星とグランドトライン、ネイタルの太陽を入れるとカイトを形成します。海王星と金星のトラインは夢の実現を意味します。
最後に野田さん。太陽は乙女座10°で冥王星(オーブ4)/水星(オーブ3)でコンジャンクションしています。そして射手座木星、山羊座土星、天秤座金星がドミサイルと、どの天体もとても強力。土星は太陽とパータイルにトライン。月は水瓶座で未来志向。ざっくりと見ただけでも、大きな事を成し遂げるために生まれてきたかのような、まさに政治家的な配置です。トランジットを見ると、太陽ー土星のトラインへトランジット天王星が加わり地のグランドトラインを形成。マレフィック天体が多めな点は気になりますが、何かを実現するにはとても良いタイミングと読めます。自ら積極的に実現していくイメージでしょうか。
また、ネイタル木星と火星、トランジット海王星が柔軟宮のTスクエアで、9/18頃までトランジット太陽が加わりグランドクロスを形成しています。立候補がギリギリになったのもこの辺りが関係していそうですね。そして、ネイタル天王星とトランジットの金星、木星が不動宮のTスクエアを形成しています。
◆私の予想は。。。
記事を書き起こす前にざっくりと占った印象では河野さんかな。と思っていたのですが、改めて高市さんの冥王星パワーも凄まじいなぁと思い迷っております。しかも冥王星のコンジャンクションはこれから来年にかけてタイトになってゆくタイミング。。。そして締切りギリギリのタイミングで立候補を表明された野田さん、ダントツで強いアスペクトでした。
ただ、野田さんの場合は吉凶混合なイメージが強く、明確な判断がつきませんでした。
岸田さんはこの御三方に比べて、トランジットのアスペクトが弱いので今回は見送りかなぁと思いました。
ちなみに余談ですが、石破さんは固定宮のグランドクロスが形成されていました。ご本人に意欲があっても状況的にどうにも行動を起こせなかったのだろうなと推察しました。
と、野田さんの立候補確定でちょっと判断に迷いが出てしまいました。
<後編に続く>という形で後日、もう少し掘り下げて占ってみようと思います。